「THE TEAM 5つの法則」⑭ ~Decision(意思決定)の法則(3)~

こんばんは!今回も、「THE TEAM 5つの法則」の記事投稿です!

14回目となる今回は4つめの法則「Decision(意思決定)の法則」の「独裁」に関して、「独裁者」の持つべき能力についてです!

前回の記事(⑬)で、「独裁」によって意思決定をする際、チームメンバーの行動も重要だと伝えましたが、それ以上に意思決定者(=独裁者)の決定が重要だと述べました。その際、「どのような意思決定なのか?」について深く掘り下げていきましたが、それだけでなく「誰が意思決定者なのか?」というのも重要です。独裁者がどのような人物かによって、メンバーが意思決定に賛同し、実行するかにも関わってきます。それを『独裁者の持つべき「影響力の源泉」』として紹介していきます。

  •  独裁者の「影響力」~5つの源泉
  1. 「専門性」:「すごい」と思われる技術や知識を持っている
  2. 「返報性」:「ありがたい」と思われる支援や関与をしている
  3. 「魅了性」:「すてき」と思われる外見的・内面的魅力を有している。
  4. 「厳格性」:「こわい」と思われる規律や威厳を持っている
  5. 「一貫性」:「ぶれない」と思われる方針や態度を持っている

★これらの「5つの源泉」を有したメンバーを意思決定者に据える、または、意思決定者がこれらの影響力の源泉を持てるように成長するなどにより、意思決定の質・成功率は上がります。

Decision(意思決定)の法則~まとめ~◆

○チームのパフォーマンスはチームとしての意思決定で決まると言っても過言ではない。

○チームとしてどのような方法で意思決定するのかを決める。

「独裁」リーダーは反発を恐れずに大胆に迅速に意思決定をし、「影響力」の5つの源泉を持ち合わせるよう努力する。メンバーはその意思決定を実行に移し、正解にしていく。

「合議」選択肢同士ではなく、選択基準と優先順位を先に決めて、それを元に意思決定をしていく。

○意思決定者を含むメンバー全員で共有していくことで意思決定の精度は上昇し、チームのパフォーマンス向上に繋がっていく。

以上で、「Decision(意思決定)の法則」は終わりです!目標設定を完了させてチームの基盤を作り、適切なメンバーを選んで、メンバー同士のコミュニケーションの取り方を知っり、意思決定方法について学んだら、最後はチーム内での共感創造(エンゲージメント)についてです!

 15回目となる次回からは、いよいよ最後の法則である5つ目の「Engagement(共感創造)の法則」についてです!

いつも読んでくださる皆様、本当にありがとうございます!なにか、質問や改善して欲しい点、ご要望などございましたら、何なりとお申し付け下さい!

それでは、次回もお楽しみに!😊

関連記事