私なりの死生観③

西南学院大学主将 佐藤陽です。

今回は私の死生観を大きく変えた一本の映画について書いていきます。

<サマーウォーズ、栄おばあちゃん>

これが今回のキーワードです。

皆さん、サマーウォーズ見たことありますか?私も何回も見たことがあったんですが、高校生になって改めて見返した時、全く違う視点で見ることができたんです。

ざっとあらすじを説明すると、自分に自信がない内気な主人公、健二が色々あって憧れの先輩の一族、陣内家で一夏を過ごすこととなります。そこでまた色々あって世界を救うというお話です。全くわからないと思うので、ぜひ1度見てみてください!

なぜこの映画が影響を与えたのか。  栄おばあちゃん  というキャラクターが大きく関わってきます。

サマーウォーズからは家族愛が伝わる場面が数多くあるんですがその中心にはいつも栄おばあちゃんがいるんです。
更にこの栄おばあちゃん、めちゃめちゃ強い人で、世界がパニックに陥りそうになるのを、今までの人との繋がりを駆使して電話一本で食い止めてしまうんです。

しかしこのおばあちゃん、作中で亡くなってしまいます。遺言には葬式は家族だけで済ましていつも通りに過ごすこと。との言葉がありました。

とは言っても、こんなに慕われた人です。勝手に人が集まってきます。残された家族の方も辛気臭いのはおばあちゃんに似合わない、更におばあちゃんの誕生日と重なったこともあり、歌ったりバーベキューしたりと葬式というよりお祭りのような雰囲気でおばあちゃんを弔います。

映画はそれを見た遺影が微笑むと言ったカットで幕を閉じます。

この映画を見て大きく変わったのは、『どーせ死ぬんだ。人は絶対死ぬんだ』といい意味で開き直れたことです。

それなら死ぬのをただ怖がるんじゃなくて、栄おばあちゃんのようにこの世に何を残せるか考えよう!

死ぬことは決まってるんだから、満足いくように逆算的に生きよう!

今を懸命に明日死ぬかのように生きよう!

と考えるようになりました。それからというものの将来への期待や夢が爆発的に広がっていきました。

どんなに強い人でも、弱い人でもこの世に生まれた限り同じ死というゴールへ向かっていきます。しかし逆に考えたらそれ以外なんにも決まっていないんです!

自分の人生をどのように彩り、プロデュースしていけるかは全て自分次第です。

今回はここまでです!読んでいただきありがとうございました!
次回から現在につながる大学編です。

今のまま死んで満足できますか?今一度自分の胸に問いかけてみてください!

https://www.youtube.com/watch?v=ZRehwWM1LWE
栄の活躍 という曲です めちゃくちゃ力もらえます!


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