〈0〉を〈1〉に

今回は、最近読んだ「ライフトラベラー」という一冊の本を紹介したいと思います。

ここでは、二人の少年が旅にでるまでの準備の様子を覗くことができます。
初めての旅であれこれ準備をするトモ。トモとは対象に身軽に荷物をまとめるナツ。疑問に思うトモにナツは言います。「旅先には〈0〉があふれているんだよ」

この言葉には今当たり前にあるすべてのことが、旅先では緊張の対象になるという意味合いが含まれています。今の環境で歯ブラシを買うのはとても簡単なこと。でも、旅先にあえて歯ブラシを持っていかなければどうにかして探そうとします。歯ブラシに限らず、バスに乗るのもコンビニみたいなところで買い物をするのもいつもと同じようにはできません。

ナツの「短い滞在期間でこの〈0〉をできるだけたくさん〈1〉にしてみなよ」
この言葉がなぜか私には忘れられません。
何かあった時に備えて十分に身構えて行くということは安心かもしれないけれど、出会うはずだった機会を自ら逃しているということ。確かに、「今日の宿どうしよう」とか「携帯が使えなくなったどうしよう」となるとその時は焦りや不安に襲われます。でも、そんな状況でもどうにかしようとするし、そこで出会う人もいたり何より生きる力と忘れられない思い出を持って帰ることができます。

「短い滞在期間でこの〈0〉をできるだけたくさん〈1〉にしてみなよ」
この言葉は旅だけに言えることではなく、どんなことにも共通することだといえます。


まずは1か月後に迫る、初めてオンライン開催を試みるBackpackFESTA。前例がなくて試行錯誤する毎日だけど、たくさんの〈0〉をみんなで〈1〉に繋げたい。

よなお
2021.02.12

0から1にするのって実はめちゃめちゃ難しい。けど、踏み出さないと1にはならないし、0だったことも気づかない。0なのを気づけていて1に変えようとしているみくがステキ

野邊 秀紀
2021.02.10

私もちょっとで良いから前に進み続けられるようでありたい。

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