人物紹介

私は小説家になろうという人間です。なので、文字だけで物事を伝わなければいけません。故に私は、私の周りの人間を文字だけで伝えようと思う。
 まずは、私の最も信頼する人物について話そうと思う。
 彼は、私と違って器用で色々と容量が良い。物を何か作れば例えそれが素人でも人並み以上の物を作れる。長編の小説作品を書かせれば自分の好きなことをしつつ必ず作品を挙げます。また、全ての物事を論理的に言うことができるために何か説明させれば端的に分かりやすく説明する。
 ただ、彼にも弱点があります。彼は、弱い人間の考えが分かりません。多くの人間がなんとなく理解できているも事柄が理解できていません。理由は、恐らく彼自身が自分に厳しいからだです。故に、現状に甘えている人やトラウマを持った人の心理や考えの理解が分かりません。
 ただ理解しないといけないということは彼も分かっています。なので、私に「つまりどういう事」「じゃぁどうすれば良い?」と聞いてくる。
 しかも、厄介なことに彼は論理的に説明しないと理解できない。だから、私も自分の考えを伝えるために言葉を尽くす。おかげで、元々感覚派の私も論理的的に物を考えるようになった。
 これだけ、聞けば冷徹な人間に見えるかもしれないが彼の性格の本質は小学生男性をそのまま大きくしたような人間のため人当たりも良い。
 そんな彼に会えて私は嬉しく思う。