【可能性は無限大!】今後の企画案①


 こんにちは、つるっ子プロジェクト実行委員会メンバーの丸谷です!◎

今回は今後私たちが取り組んでいきたい企画について紹介します。

つるっ子プロジェクト実行委員会は昨年度に一気に学生メンバーが増え、現在は地域のお手伝いの方々も含めると40人以上が関わる団体となりました。

スタッフが増えたことの最大の魅力は、可能性の幅が広がったことです!

今までは、少人数での食堂運営で精一杯だったところも、作業を分担することで各企画内容の向上や時間管理の見直しがスムーズにできるようになりました。

なにより一人ひとりが特技、趣味、興味関心、サークル、部活動…と自分のキャラクターを活かし、新たな価値を生みだし続けています。

なので、私たちの挑戦はまだまだ終わりませんよ~!笑


それでは、自粛期間に突入し実現が先延ばしになっている企画たちを紹介します。

都内子ども食堂視察

 スタッフが都内の子ども食堂を見学にいきます。以前からTwitterでつながりのある、都内の食堂にお声掛けをして実現する予定でした…涙 都会と地域の差、貧困問題の潜在具合を肌で感じることでスタッフがより真摯に活動に取り組むことができます。また、食堂同士のネットワーク強化をすることは、経験のある外部から企画を客観的に評価してもらえる機会の創出にも繋がると考えたからです。

 わたしたちの活動は周りの方の協力や支援なしには成り立ちません。そのことを忘れないように、というのもこの企画の一つの目的です。10月10日にオンライン開催される、「第二回学生こども食堂」?にもパネラーとして参加させていただく予定なので、そこでの学びやご縁も大切にしていきたいです。


宿坊

 これは子ども食堂視察の二次的イベントとして企画されていました。 私たちつる地域食堂と交流を持った都内食堂に呼びかけ交換交流を考えていました。

自然豊かな都留の街と、なんでもそろう東京。子どもたちが宿泊体験を通して楽しみながらも、その地ならではの魅力や課題に気づくことができると考えていました。東京のこどもたちにとっては”あたり前”になりつつある、異文化やプログラミング。田舎では“あたり前”の水道水や鳥のさえずり。

ちいさな気づきが、これからを考えるきっかけになるとはずです。また知らない同世代と仲良くなるという過程はさまざまな力を養ってくれるでしょう。

 教員養成系大学学生として、有意義なプチ修学旅行にする自負がありました。つる食堂開催場所である耕雲院で「一日お寺体験」をしてもらったり、他大学のサークルと協力しながらウォークラリーをしたり、星空映画鑑賞をしたり。さまざまな人と私たちにも学びあるものになると確信していただけに、実現の先送りがくやしい…。


ママカフェ

 はじまりは石田勝紀さんという方の授業内講演でした。

そのお話のなかで、特に印象的だったのはお母さんが子育ての知識を獲得するママカフェ企画とその運営を行うファシリテーター資格についてです。私は、つる食堂中お母さんたちが集るカフェスペースで有効だと考えました。お母さんたちのなかには、赤ちゃんを連れて食堂に参加する方もいるからです。

その講演会後、石田さんに詳しい話を聞きに行くと想像以上の熱量で対応してくださいました。(めちゃめちゃ良い方っ)そしてなんと、学生ファシリテーターとして特別に使っていいと限定公開の資料を譲ってくれたのです!「社会貢献の視点から学生と子育て支援がおもしろいと思ったんだ」という心強いお言葉が忘れられません。

私たちは、ママカフェを中心としたつる食堂の宣伝のために動き出しました。本当なら地域一体のカフェや保育園におしゃれな広告カードを配り、メンバーでプレゼンの打ち合わせと資料の勉強会を行ったのちに、今年の5月には第一回目のママカフェを終えている予定でした…

しかし、今は足止めをくらっています。準備が進む図書スペースには絵本の用意もされているので、よりリラックスしたスペースで開催ができる日が待ち遠しいです。


おとな食堂

 これは客足が伸びてきたころに、発案された企画です。つる食堂の参加者8割以上が子どもたちですが、なかにはお年寄りの方もいらっしゃいます。しかし、食堂への行き帰りが地域のお年寄りにとって困難なのではないかという意見がでました。

というのも、開催される耕雲院の周辺地域は坂が多く、街灯が少ない場所にあるからです。また18時開催も外出には億劫になるという予測もありました。お年寄りが多いこの地域では、孤独死の問題も目前に迫っています。

そんな背景からつる食堂を介した地域の繋がりが、セーフティーネットになればという大きな目標もできました。

そして私たちはお昼のお年寄り向け対象の食堂を企画しました。より健康的な薄口メニュー、メンバーとお客さんの相席での食事、少人数は対象とした華道や碁など旧式のレクレーション…。さまざまな企画があがりました。

しかし、大きな問題が2つありました。

・学生スタッフの時間が合わない

 授業の関係でスタッフが集まれないことです。お昼すぎをお食事提供の時間とすると、朝から準備が必要です。1限目はあいているけど2限目が…お昼以降なら空きコマだけどその前は…といった具合で必要人数が確保できる曜日がありませんでした。

 特に悩ましいのが、大学から耕雲院までの距離がそれなりにあることです。基本的には自転車で20分ほどかかります。電車は毎時間1本程度(←田舎あるある)車持ちもほとんどいないのが学生の現状です…焦 ここまできたら気概でのりきるしかないのかな

・食材支援を頼れない 

 さらに困ったことには、食材支援が間に合わないことが多い事です。つる地域食堂は、支援者のみな様からの協賛、近くのJAやフードバンクからの食材提供で成り立っています。利益が目的ではないので、毎回しっかり赤字になります笑

 しかし最近になって、メディアで紹介していただく機会が増えたおかげで、さらに支援をしたいとお声掛けいただくようになりました。

 食器やお盆、コップなど不足していた備品にの購入も済んだので、あとは食費管理の問題ですね。周りからの期待が高まっているのがわかるので、しっかりやりくりしていかないと!これは会計係の腕のみせどろこだな

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