活動報告

こんな話を急にするのもちょっと恥ずかしいのですが、最近、同期に恵まれてるなあ、とよく思います。
特に最近は、ウィンドしたくてうずうずする、早く海に行きたい早く練習したいとたくさん聞きます。他大の漕ぎの動画やウィンドに対する熱をラインで送ってきたり、電話越しで下りの漕ぎの話をしたり、授業の帰り道で練習したいと話す私の同期は、外見そんな考えてなさそうなのにそれぞれウィンドへの気持ちが強いと感じます。しかし、そんな同期の中、私はその魂が少ないのかな、と心配になる時がたまにあります。行ったら行ったで楽しくて、もっとうまくなる方法を知りたくて、できた時の達成感は最高やし、けどやっぱり難しいしよくわかんなくなったりします。なんだか、毎回ウィンドの奥深さとその先にある楽しさの一欠片を知り、それを鎌倉に置きっぱにしてまた練習するときに取りにいくような感覚です。私の同期はその気持ちを全部家に持ち帰っている気がします。
これをするのが私にとってなかなか難しく感じて、ここまで貧欲になれない自分が嫌になる時もあります。けど、最近はこのような同期がいるおかげでウィンドについて毎日考える時間を作れて、ウィンドへの好奇心は増えるばかりです。頼ってばっかりでほんまにすみません、ありがとう。笠井、もっと頑張ります。

そして、最近始まった門下生のミーティングでも、気になってることが聞けてウィンドの原理や体の使い方を含む様々な知識を身につけることができています。私は、一気に大量の課題を解決するのではなく、一つ一つ丁寧に解決していきたいと思って取り組んでいます。まだまだ先輩方と同じスタートラインには立てていないですが、ちょっとずつ近づけている気がしています。忙しい中、このような環境を作ってくださった四年生の先輩方に感謝しています。

今はどれだけ知識を貯めて何本動画を見ても全てを実践してみることが難しい状況ではありますが、このような同期と先輩が作ってくださった環境があるからこそ成り立つ気持ちなのかなあ、と思います。うまくいくことは少ないと思いますが、早く練習して、たくさん失敗して、成功の数をちょっとずつ増やしていきたいです。あとやっぱり、楽しんでやると結果がうまく行く時が多いです。初心を忘れずに、私らしく楽しんで、これから練習していきたいと思います。
野邊 秀紀
2021.09.13

海上で競技中ってどんなことを考えているんですかね?