もったいない

“クラウドファンディング”

と聞いてイメージするものは何ですか?

正直、私は入団した当初は「クラファンが~」という話をきいてもどんなものなのか全く分かりませんでした。
大学では看護学を専攻しているのですが、1年次は教養部で学ぶとはいえ、もちろんクラウドファンディングについて学ぶ授業はありません。
“ふつう”に大学生活を送っていてそれを実際に行う機会は、たぶん“ふつう”の大学生にはありません。もしかしたら自分でそれを行うことはおろか、他人の呼びかけに参加することなく社会人になる人も多いかもしれません。
自分で興味を持って他人のプロジェクトに協力したり、自分で実際に運用したりしない限りは。


それで本題に入るのですが、

“もったいないな”


それがWorldFut入団して、セクに入って、いろいろな活動をする中で思うようになったことです。
クラウドファンディングに限らず、自分からアクションを起こさないと知りえない世界の“仕組み”がたくさんあることを知ったのです。
これは少し私個人の体験談になってしまいますが、将来の職業に的を絞った学部に進み、それに関連する分野の学部のみで構成された大学では、専門性の非常に高い最先端のことについて学べるだけでなく同じ興味や志を持つ人々と出会えるため、そこで過ごす時間は濃密なものになります。一方で考え方が偏る可能性も高く、専門外の分野(私の場合だと医療系以外)には疎くなりやすいです。
専門分野以外に興味を持たず、“外”の世界として閉ざすことは簡単です。
しかし「誰かのプロジェクトに共感した誰かが協力して、そのプロジェクトが成功して不特定多数の利益につながる」という事象は決して稀ではなく、私たちは日常的にその恩恵を受けているかもしれないのです。つまり“外”の世界のなかに自分の日常があるのです。
だからそういう“外”の世界に興味をもってみるといいのかもしれないな、と思うのです。
大学生活で学ぶべきことは将来に活きることだけでなく、むしろ世界や社会の仕組みを知るために、今後の人生ではかかわり合えないようなことかもしれません。
私の“外”の世界を知るという方法はたまたま学生団体に入ってプロジェクトに携わるというものでしたが、そういった他人のプロジェクトに興味を持つ、間接的に関わりを持つといったことでも十分でしょう。

この記事が誰かの目に留まって、WorldFutってどんな団体なんだろう、何のためにクラウドファンディングをしているのだろうと少しでも興味を持ってくださる方がいれば、“外”の世界に目を向ける機会になればうれしいです。

kiho
2020.11.28

知ることって何を始めるにしろ凄く大事な1歩なんだなって思った!華月の記事好きだなー!

松本 南帆
2020.11.26

響いた、、、
確かに、外に興味を持たないと知らない世界って数えきれないほどあるよね。それが自分の人生にとってのきっかけになったりするよね