初代編集長の濱崎(Zacky)が修士論文と自らの音楽作成に追われている時に、ふと「何か卒業までに何か残せることはないか」と考えていた。ある日、後輩から「Zackyさん!音楽イベントを大学でやりませんか? 大学で披露する機会が少なくて.....」と言われ、彼の気持ちが高まる瞬間であった。このときまさか、自分がクラウドファンディングをやることになるとは微塵も思っていなかった。後輩から話を詳しく聞いてみると、卒業したときに何か証を残したい。そして、「自分と面白いことをできる誰かと出会いたい」と言われました。ここで彼の心の中に、学生が卒論だけ残して卒業するのはもったいないのではないかという気持ちが芽生えた。それと同時に、学生が得意なことや好きなことを全力でやる機会が無いのは本当にもったいないと感じ、それを変革できる先駆けになればいなと思い、このクラウドファンディングを決意した。
メインボーカルや演奏、企画メンバーなどスケジュールに合わせて運営メンバーを募集していました。しかし、中々人が集まらず、予定通りに話が進まず、濱崎自身も体調を崩すなどアクシデントが続きました。
運営メンバーと話し合いの末、イベントはなくし、音楽作りとMV撮影に全力を注ごうという結論になりました。
メンバーの声掛けや営業のおかげで、クラウドファンディングの資金集めは無事に達成しました。(メンバーには本当に感謝しています。)
このお金を使い、MV撮影、音楽づくりに専念する事ができました。
MV撮影では大学の学生にエキストラを募集し、20名ほど参加していただき、学生で1つの音楽を作り出すことに成功しました。
*元編集長濱崎からのメッセージ
卒業式にぶつける形で公開しました近畿大学アカデミックシアター主題歌「アカデミックソング」はもう視聴していただけましたか?
僕達が実際に感じてきたアカデミックシアターの良さに着目したMVにしました。また、近大さんやつんくさんがこれまでリリースしてきたミュージックビデオの一部をオマージュした箇所も多々入れています。近大生として何かbreak throughするできないかなと思ったわけです。
さて、学生が自己プロデュースして、映像や脚本、音楽を作り主題歌や映像を作るケースは今のところあまりありません。だからこそこのMVはやり遂げられたのだと思います。これは研究していたときの新規性を発見する姿勢にとても近いです。ここでも大学の勉強は活きてきました。クオリティは少し劣るかもしれませんが、やりたいをやりきることを多くの人にこれからも見ていただきたいと思ってます。
とにかく、近畿大学に関係する全ての人に見ていただきたい!また取り扱っていただけたら嬉しいです。卒業記念にリリースできて最高でした。ありがとうございました。