ラグビー部に所属し、3年生の10月までほとんど休みなく活動していた。監督が比較的自由なプレーをさせてくれたため、選手間で対戦相手を分析し、意見を戦わせ、勝利のために日々練習に取り組んでいた。ラグビー部に所属していた間に、自分の意見を積極的に出していくことの大切さと、失敗から得た経験から改善策を得て成功に繋げていくプロセスを学んだ。個人的な活躍としては2、3年で埼玉県の東部地区選抜に選出された。
高校卒業後は、御茶ノ水の駿台予備校で1年間浪人生活を送った。この頃が私の人生でも最も精神的に苦しく、一時は殆ど鬱状態だった。
学習院は皇族も通われる学校であり、品格のある学生が集まるイメージがあっため、かねてから良い印象を抱いていた。また、政治•経済観点から国家間の国際関係を学びたいという理由と、高いレベルでの英語を習得したかったという理由から、国際社会科学部を一般受験し合格した。
入学後はコロナ禍ということもあり、人との社会的繋がりが希薄になっていた。その中で、何か新しい社会集団に所属し、新しい人間関係を築きたいと思い入ったのが少林寺拳法部だった。それから今日に至るまで本当に充実した日々を過ごせている。