昔から2人の兄の背中を見て育った。兄は2人とも良くも悪くも個性が強く、私はそんな兄たちの個性が好きではなかったため、「可もなく不可もない」という言葉が似合う幼少時代を過ごした。他の人から見た自分を意識して全ての分野で「丁度いい」を目指した。協調性が高く、学生時代誰とも喧嘩をしなかった。
1.嬉しかったこと三者面談で毎回先生に褒められること、リーダーとしてみんなに慕ってもらえたこと
2.悔しかったこと体育祭で自分の団が優勝できなかったこと大学受験でみんな模試の成績が上がっているのに自分だけ上がらなかったこと
3.挑戦したこと部活のキャプテン、体育祭の団長、学生団体の代表、合同会社の立ち上げ
4.感謝していること親が毎朝お弁当を作ってくれたこと、国立大学を蹴って私立の大学に通うのを許してくれたこと
中学・高校でも私の普通っぷりは健在で、成績はオール4、テストの成績もいつも上から20番目。とりわけリーダーシップがあったわけでは無いが、できないことや失敗することが無かったため、多くの場面でリーダー的な役割を任された。自分は自分の無個性さを嫌っていたが、この頃から全部を普通にできることの特別さを感じるようになった。学生時代は夢がなく、自分が好きなこともあまりわかっていなかった。
これまで、趣味や好きなことを聞かれて困っていたが、大学から一人暮らしを始めて自炊するようになってからは料理を作るのが好きになった。学生団体などのボランティア活動を多くするようになり、地域活性の楽しさを知った。他にも新しい人との交流の場に行くのが好きになって、初めての人との会話を楽しめるようになった。普通な自分を受け入れ、自分に自信が持てるようになった。多くの人生のメンターと出会い、夢や志を持つことの意味やそれを発信する大切さを教わった。
2021/2/5時点での夢は地方創生に関わり続けること、自分のカフェを経営すること
志はスローフードで食と地域の未来を創ること