私が絵を描くようになったきっかけは姉がよく絵を描いていてそれを真似て描き始めました。私は負けず嫌いなところがあり、姉の絵が上手で悔しくて、絵がうまくなりたくて描いていた事がありました。ジブリが大好きで録画を見て、気に入ったシーンの画面を止めては何時間も模写をしていました。親にテレビが見られないと怒られたほど長い時間描いていて、集中力がすごかったそうです。
中学校は美術部がなく、バレー部に入ったので絵を描くこと自体が少なくなりました。けど美術の授業が1番楽しかったのでどんな課題も全力で取り組みました。美術のことを学ぶうちにちゃんと勉強したいと思い芸術科のある高校に入学しました。
高校では今まで身近にいなかった、同じく楽しくて絵を描く人、絵を学びに来た人たちのクラスの中で、初めて仲間、ライバルに出会いたくさんの経験をしました。みんな絵がうまくて、それぞれの良さがあり、技術があり、光り輝いて見えて、自分は今までとても小さい世界にいたんだと思い知らされました。悔しい思いや、絵が描けない辛さを知り、たくさん落ち込んだけれどそれがあったからこその成長だし、ライバルたちがいなければここまで自分を奮い起こさせることはできなかったと思うので今ではいい経験だったと思っています。
高校では主にアナログの勉強をしていたので、デジタルを学ぶこと、絵の仕事をすることの勉強をしたいと思い専門学校に入りました。
イラストを描く事が好きでしたが、今まであまり描いてこなかったためたくさん学ぼうと日々頑張っています。入学前はイラストレーションはイラストを描く事だと思っていましたが、授業を通して、今まで知らなかった奥深いところを知っていくたびにただ描くだけじゃない事がわかり、またそれはいろんなことにつながってくるんだとわかってとてもワクワクしています。
課題にも全力で取り組み、出して終わりじゃなく自分でも評価するようにしたりしています。これからもイベントごとも自分の夢を掴むためのチャンスなので積極的に参加して、自分をレベルアップさせていきたいです。