ヒストリー

大自然に囲まれた小さな島に子供が安全に遊べる場所は少なく、そして遠かったので、父に譲られたゲーム機だけがいつでも一緒にいてくれる唯一無二の親友でした。
幼いころから想像の世界を広げるのが好きで音楽や創作活動を楽しんでおり、小学校で応募した小説のコンクールで賞を頂いたのがこの頃の一番の自慢です。

上京し、いろいろな娯楽にあふれた都会に住み始めてもやはりいつでもゲームと一緒でした。
小中高と趣味で絵を描くことを続け、高校ではアニメーション部という部活で三年間絵を描く楽しさに没頭していました。
自分が作る作品がそれを見る“誰か“に影響を与える、ということについて意識し始めたのはこの高校時代からです。

実を言うと、まともにパソコンを触ったのは専門学生になってからでした。
何もかも新しい環境で、全くの無経験だった3DCGの世界に足を踏み入れてから、今までで一番高い壁を必死に上り続けている感覚が常にありましたが
しっかりとそれを乗り越えようとしている自分の成長も感じていました。
もちろん大変なことだらけですが、着実に自分が鍛えられていくのがとても楽しいです。