温かい家庭に生まれ育つ。親の愛情が大きくて妹たちが大好き。
幼少期に熱中していたのはエレクトーンとそろばんだったが、学校での休み時間は外遊びが中心でドッヂボールやサッカーなどをしていた。「活発で元気な子」そのもので、どんな子とも仲良くできるし人気者だった。
しかし、活発さが故に男の子とも仲良く会話する姿を逆恨みする子たちから嫌がらせを受け始めて周りとコミュニケーションをとることが怖くなる。小学4年生の頃には性格がとても大人しくなった。あの時自分と変わらず仲良くしてくれた友達にはとても助けられた。
小学5年生の時、脱水症状になり自分の力で歩けなくなり、死にそうなくらいの苦しさを味わったが、病院で点滴してもらうと自分で車椅子に乗れるくらいに回復し、点滴の凄さと水の大切さを身にしみて実感し、食べ物の役割について深く考えるようになる。
小学生の時から憧れだった吹奏楽部に入部する。希望の楽器にはなれなかったけど、自分はこの楽器と巡り会うために希望が叶わなかったんだと悟るほど楽しかった。もっと上手くなりたいと思い、たくさん練習をしたため、周りよりも上達が早かった。入部したてなのに先輩を出し抜いて重要なポジションを任されたりして注目を浴びた。
中学時代は新しい友達も増え、学校生活は楽しかった。
中3の受験期、恩師に出会う。塾に通っていなかった私に、冬休み毎日学校おいでと特別に声をかけていただき、数学の先生だったが社会や理科なども教えてくれた。なぜ私だけにこんなに親切にしてくれたのは今でもわからないが、親切にされてとても嬉しかった。その先生は私が卒業して1年後に違う学校に移動されたが、自分も誰かに親切にすることがその先生への恩返しなのではないかとも思った。