とにかく、好きなことをやっていた時期。自分で何か生み出すのが好きで、好きなものを絵として描き続けていた。それがきっかけで、図工の延長として、美術に触れていく。こだわりを大事にするきっかけの時期かもしれない。
部活や美術など、やりたいことに夢中な時期だった。それを伴って、人間関係や自分が発する言葉に難しさを感じ、その当時の世界から、違う世界を見てみたくなり進学。勉強も部活も、結果には結びつかなくとも、努力することを大事にする決意がより固まった三年間だった。
建築は総合芸術だという言葉一つで、進学を強く望んだ。ものづくりとして、空間を考えていく一人として、建築を学んでみたいというのがきっかけ。様々な分野に関わるからこその、建築の存在感を感じ、難しさに直面しつつも、自分のこだわりを空間として表現することに努めている最中。更に、好きなことで生きることをもっと諦めたくないと実感。