私は、映画研究部の部長を務めています。といっても、経理や運営を担当しているだけで、部活の中で立ち位置が違うという訳でなく一部員として映画の制作をしています。私は、去年から映画研究部としてはじめてアニメーションの制作を行っています!一コマ一コマ描き続けて大変ですが、みんなで協力して自分の気持ちを詰め込む、やりがいのある活動なので本気で頑張っています👍
映画の制作、それにはたくさんの気持ちがこもっています。映画という物語の中に私たちの新鮮な熱情が存在しますし、その過程にも、多くの試行錯誤が隠されています。見て下さるみなさんに、我々の映画を通して感情に触れ、少しでも前向きな気持ちにできたら、それが私たちの作り上げる意味です。又、制作を行う上でこの部が大事にしているのはフラットな関係です。自分の意見を気軽に発信し、それを全体に採用する形です。なので、そんな「自己」を重んじる考え方を私、ひいては部員のみんなにも持ってもらい制作することで、私たちも前向きな気持ちに、なれたらと思っています。
映画の制作は、かなり大きな感情をダイレクトに見て下さる人に伝えられる方法だと思います。例えば、今年は感染症が流行し、たくさんの方が苦労したり、悩んだりしたと思います。私自身、イベントが中止になったり、判断を迫られたり、学生であるがゆえとても悩みました。でも、そのための思案って、とても貴重なものだと私は思っています。そんなぐるぐるとした悩みを、映画はダイレクトに表現できます。又、それに悩んでいる人に奇抜な表現で前向きな気持ちを持ってもらえたら、大成功です。映画制作の良さは、やはりそういった自分たちの感情を伝え促すことができる
映画研究部は、現在12月の映画甲子園と、校内向けの文化発表会という2つに向けて映画の制作を行っています。部としての目標である気持ちの尊重と、制作した映画を通しての気持ちを動かす活動の、両方を原点に置いて取り組んでいっています。やはり、映画の完成はもちろん、その映画に私たちの多くを載せて作成し、見て下さる方と仲間に前向きな気持ちになってもらいたいと思っています。