前橋某所、
こけし職人の祖父母・バカ真面目で頑張り屋な母・サムいおやじギャグをとばす父・私よりかわいい顔をしている弟と暮らしている。
家族イチのトラブルメーカー(私)が生み出した伝説は数知れず。
そのなかでも、よく母から聞かされる幼少期の私の伝説はこの四つ。
・睡眠中の母の枕元で、鋏をもって笑みを浮かべていたこと
・アルファベットを覚えさせるプーさんのおもちゃの音声を聞いて、耳コピしていたこと
・保育園には必ずしまじろうの人形を連れて行ったこと
・怒った時の決め台詞は「キャンペーン実施中」だったこと
・かなりこだわりが強くわがままだったので、気に入らない靴を車の窓から投げ捨てたことがある。逆に、お気に入りの服はサイズが合わなくても何度も着ていたこと。
とりあえず私は小さいころから変わった子だったみたいだ。
自分史上一番ダサかった時代。【学年の三大付き合いたくない女子】にノミネート。見た目を男子にからかわれた。あだ名は骸骨、アンガールズなどなど…
(((アンガールズに失礼だろ!!)))
とにかく一番見た目に自信を持てなくなった時代。
それでも、運動したくないが故に入部した吹奏楽部で一所懸命に生きていた。
吹奏楽部が私の全てだった。
先輩たちは、後輩の悪口を平然と言うし靴下とかカサの柄とかとにかく細かいことで後輩に突っかかってくる。正直ストレスでしかなかった。メリハリのあって、とにかく明るく、ほめるときは盛大に褒める先輩になるよう心掛けた。
あと、私は担当楽器が変わったことがあるの。
最初はホルンを担当していたけど、ホルンが一向に上達せず悩んでいた頃、ひょんなことからチューバを担当することになった。中一の冬頃だろうか。
そのころ、チューバを吹いていた先輩は卒業されていて、教えてくれる人がいなかった。そこで「チューバを教えてくれるコーチを呼んでほしい」と顧問にお願いしにいき、晴れてコーチからレッスンを受けられた私は習った練習を毎日丁寧に行った。
おかげで中三で挑戦したソロコンでは銀賞を頂いた。金まではあと一歩だったけど。
物事をこつこつ継続する力と行動力はここで養われたような気がする。
あと、人を大切にするという心がけも。
それと、当時の英語教師のお気に入りになりたいが故に英語の勉強を頑張っていたら英語を好きになった。
高校…
音楽にどっぷり浸かり始めた。
フェスやライブにも行くようになり、Twitterで音楽好きと繋がりはじめる。心の拠り所。
サカナクション・キリンジ・東京事変・cero・SAKANAMONなどのバンドを聴いては、【クラスの皆が知らないような音楽を知っている自分】に陶酔していた。
(((かなりアイタタタ~~~。)))
そして、コンタクトレンズを使うようになり容姿にある程度の自信を持つ。
此即高校披露目也。(ただの高校デビュー)
やれ「重箱の隅をつつくように厳しい校則に縛られてJKブランドを行使できない」だの「課題に追われている」と嘆く暗黒時代。更に、高校が遠かったため早く帰宅できる部活にしか入れなかった。泣く泣く書道部に入部。
課外活動なり高校留学なり高校時代を豊かにする選択肢は無限にあったと思う。
環境のせいにしてブー垂れていた。
とても卑屈で視野の狭い高校時代をすごした。
大学
英語を使う大学を選んだ。
東京進学も考えたけど、留学するために地元の英語に強いこの大学を選んだ。
英語を好きな子たちやネイティブスピーカーの先生が周りに沢山いる環境で、下手くそな英語のアウトプットも許してくれる環境が心地よい。(もっとアウトプットせねば)
新しいこと①:フラダンス
優雅な踊りに魅せられた。
何か新しいことを始めたい、キレイな衣装を着てみたいな、新体力テストゲビ3の私だけど運動はしたい、コンプレックスの手足を愛してあげたい、
という理由で始めた。
姿勢とか笑顔とか気をつけることは沢山あるけど、踊ってる時はリラックスしていた。心を浄化する作用があるのかも。しかも踊ってる時は結構汗をかいて気持ちいい。私のリラックス法だ。
新しいこと②:ESS
一つのトピックについて英語で価値観や経験をもとに話してディスカッションをするサークル。たまに英語で観光地ガイドをする。
『ディスカッションなんてできるわけないわ!』って食わず嫌いしてたけど、やってみたら楽しかった笑笑 ディスカッションを通じていろんな人の背景や経験、考え方に出会うことができた。皆が英語で真面目に語り合う。誰も考え方を否定しない。英語だから素直な気持ちをぶつけられる。英語を通じて出会うことのできた人が沢山いる。英語の可能性を感じた。
それと、ESSの人たちは変なメイクを施して芸人のネタを披露しても爆笑してくれた。全裸で駆け回るように開放的で心地よい居場所だった。
ここでわたしは、英語の可能性・人の意見を受け入れる柔軟な心・リラックス法を手に入れた。
それと、これから先、交友を続けていきたいと思う友達がいっぱいできた。