両親は中国人だけど、私は埼玉生まれ埼玉育ち。今もそうですが、小さいころは人見知りが激しくて、人前に出るのがものすごく嫌でした。日本人の一般的な名前とは違う、自分の名前にコンプレックスを持ったり、反抗したりで家族には迷惑をかけました...😅
将来の夢が、科学者、作家、編集者とコロコロ変わりながら、放課後には友達と鬼ごっこやゲーム。そして、読書が大好きで、図書館に通う日々📚 小学5年生でハリーポッターにはまった時には、11歳の誕生日にホグワーツ行きの切符が届かないか辛抱強く待ってました。来ませんでした。
中学では運動を始めよう!ということで女子ソフトテニス部に入部。中学校ならではの厳しい教えや、顧問から叱られる日々は、あの時の自分のとってはかなりきつかったけれど、おかげで精神力が鍛えられたなと今は思います💪
11歳上の兄が、高校・大学と海外に行っていたことに憧れを抱き、次第に海外に興味を持つように...🌎その当時は全く行く気のなかった高校の説明会で、修学旅行がシンガポールだったのと、英語ディベートの強豪校だったことに心が揺さぶられ、すぐに志望校を変更。無事、桜が咲きました🌸
高校で出会った友達、経験が、「今の私」の基盤を形成していると言っても過言ではありません。まず、高校に入ると迷わず英語ディベート部に入部。国際問題に触れつつ、英語が上達できるという期待、そして何より、人前で話すのが苦手な自分の性格を強制的に直そうと思ったからです。3,4時間パソコンと向かい合ったり、練習試合でコテンパンにやられて挫折を味わい、合宿のハードな練習にみんな寝不足になったり...。 先輩が引退すると、副部長に指名され、いつしか人前に出ることにも慣れていきました。高校2年で出場した全国大会では銅メダルを獲得🥉 間違いなく、私の青春でした。
英語ディベートで国際問題がよく議論されていたこともあり、大学では国際関係が広く勉強できるところに行きたいと思い、志望校を決めました。結果、行きたいところに合格できましたが、今思い返すと辛かったことばかりで、もう受験には懲り懲りですね...😭 推薦入試には落ちてメンタルが粉々になり、模試の判定は最後まで悪くて、胃がむかむかしながら合格発表を待ちました。一方で、支えてくれた家族と友達には感謝してもしきれない思いです。推薦に落ちて情緒が不安定になる私を必死にサポートしてくれた家族。自分は他大学に推薦で受かっているのに、とことん勉強に付き合ってくれて、合格を知らせたときに誰よりも喜んでくれた友達。自分が精神的に成長できたこと、身近にいる人の大切さに気付けたこと、この2つを考えると受験に感謝です😊
大学は、好きなことを好きなようにできる場所。中学・高校とは違う心地よさがありました。さらに、一人暮らしが始まり、知っている人が誰もいないという不安と期待の板挟み状態から大学生活が始まりました。
大学に入って、とりあえずやりたいことをやろう!という精神で、2つの学生団体に参加。1年生の夏には、団体の活動として、アフリカのマラウイ共和国🇲🇼へ3週間渡航しました。学ぶことばかりな衝撃の3週間でした。日本に比べると、モノはないし、インフラも整っていない。でも、圧倒的に日本より笑顔が多くて、幸せそうで、向上心が高い。途上国の開発って何なんだ...?私はこの人たちに何ができるんだ...?そもそもその考え自体が間違っているのか??という疑問がさらに深まった体験でしたが、渡航しなかったら見えない景色、気づかない疑問でもあったと思っています。
そして、もう一つの団体が「CLOVER」。高校時代の英語ディベートでテーマにあった「難民」というキーワードに魅かれて入りました。アットホームな雰囲気すぎて、とても居心地が良い団体です。「世界の難民」ばかりに目が向いていた私は、初め、「日本の難民」というイメージがよく分かりませんでした。しかし、実際に、入管の被収容者さんと面会をすると、日本語が上手で勉強熱心な方や、話すのが好きで明るい方も多い一方、たしかに彼らはストレスを抱えていて、面会が大事なサポートであることが分かるようになりました。もしかしたら、私自身が外国人家庭に生まれてきたこともあって、被収容者さんが自分の家族と重なり、とても他人事だとは思えないからかもしれません。私を含め家族には日本の永住権という在留資格を持っているけど、彼らにはその資格が与えられていません。CLOVERの活動を経て、外国人を含め、多様性が活かせる社会づくりに関わっていきたいと思うようにもなりました🍀
まだ、大学3年目を迎えたばかりですが、大学を漢字一文字で表すとしたら「人」に尽きると思います。自分と考えが似ている人が多かったり、逆に自分じゃ思いつかないような突拍子もないことに挑戦しようとしている人に出会ったりと、インスピレーションを受けまくりな毎日です🙌 一人暮らしの友達が多いこともあって、物理的にも心理的にも距離が近いように感じます。
こうやって、自分を振り返ってみると、小さいときの経験や感じたことが今に生きていることばかりで、「ヒストリー」の延長線上に立っていると実感しますね! 今後も私の「ヒストリー」は続きますが、後から思い返したときに「あれ?思ったより充実してるな」と思えるような「ヒストリー」を作っていきたいと思います🤗