小学校6年生の時に、運動会で行う鼓笛隊の主指揮になり、初めて人を束ねるという経験をしました。人には一人一人違う心を持っていて、それを尊重しながらまとめていくのに最初はとても戸惑いましたが、その経験がその後の人生のキーになったんだと思います。
中学1年生で、私は初めて生徒会選挙に立候補しました。2年生の先輩と選挙になり、私は落選しました。泣きながら家に帰り、何故落選したのか枕に抱きつきながら考えていたのをとても覚えています。それまであまり落選や、不合格といった失敗の経験がなかった私にとって、その経験はとても大切な物になりました。中学3年生、私は初めて生徒会に所属し、会長となりました。そこで出会ったのが、いわき生徒会長サミットです。サミットは私にとって本当に大きな存在です。サミットが無かったら、私は多分この文章を打っていません。長崎への派遣事業、ヤングアメリカンズなどでの異国間の交流など、自分一人では絶対に出来ないことを経験させていただいたお陰で、私は自分自身を変えることができました。
高校では、入ってすぐの選挙で副会長に立候補し、当選しました。サミット時代の力をどうしても発揮したく、生徒会の先輩方と口論になったり、一人で突っ走ったりしてしまったことも多々ありましたが、先輩方、先生方のおかげで、頑固なだけじゃ何も変わらないことに気づき、より一層大人になったと感じました。2年生でも副会長を務めています。