石下里奈
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ヒストリー

出身地

長崎県

幼少期の暮らし、体験

幼少期は人が遊んでいるのを見ることが好きで、あまり自己主張しなかったです。
そのため、成長するにつれて人にどう思われているのかをよく気にするようになりました。

中学・高校時代

挫折した経験は、書道部の大会で入賞できなかったことです。私は高校時代に書道部に所属しており、その場で決められた時間内に臨書を行う大会に出場しました。臨書はひたすら見ながら練習するしかないと思い、1人で練習を行っていました。しかし、それでは賞を取ることが出来ませんでした。原因は、ただ練習を行うだけでなく、周りの人に聞いて筆の入れ方や動かし方などを学んでなかったからです。この経験から、わからないことがある時や躓いた時以外にも積極的に周りの人にアドバイスしてもらうことを心がけています。

大学・専門学校時代

​大学時代で力を入れたことはチームで活動する経験と、研究です。チームで活動する経験は、サークル活動や創成プロジェクトという地域課題解決のための活動で経験を積みました。

サークルでは留学生と交流するイベントの企画・運営を行っていました。このサークルに参加したきっかけは、入学オリエンテーションで堂々と紹介していた先輩方を見て、人前で話す力を身につけたいと考えたからです。サークルでは、毎月の交流イベントのほかに、年に一度のプレゼンテーション大会も行っていました。プレゼンテーション大会での役割は、審査中に観客の方を巻き込んだゲームを企画し運営するという部署のリーダーでした。大学も学部や学年も違うメンバーだったので、余裕をもたせた仕事の割り振りを心掛けました。また、イベント全体の運営に人手が足りなかったので、できていない仕事を自分で探し、取り組みました。その結果、これまでより観客も増え、観客も含めて全員が満足する大会になりました。

創成プロジェクトでは長崎大学の事務作業のDX化を行うチームのリーダーでした。活動の中で、定例会への参加率が低く、作業が進まないという問題に直面しました。原因は班員が全員修士1年のため、研究や就活で全員に都合のいい時間がないことでした。そこで、集まれなくても活動ができるように作業を細かく分け、各自に役割と毎週の課題を与えました。その際、一人で悩み作業が止まることが無いよう毎週オンライン上で進捗や悩みを共有して、アドバイスをしました。班員の作業を管理しながら自分自身も活動を続け、最終的に長崎大学の事務作業のDX化を行う手助けができました。

これらの経験から、。人前で話す能力やチームで成し遂げる力、課題発見能力などたくさんのことを学ぶことができました。


​研究では、社会課題解決に貢献するため、AI技術を用いて行っています。学部時代は乳児の泣き声に基づいた機械学習を用いた情動推定のシステムを開発し、「児童虐待」や「子育て支援」などの社会問題の解決に貢献しました。これまで、同様の研究が行われてきましたが、認識制度が低いという課題があり、課題解決に努めていましたが、なかなか期待した成果を出せずにいました。そこで、先輩や先生方にアドバイスをいただいたり、データを一から確認したりしながら進めました。その結果、知識を深めることや質問力を養うことができ、論文に活かすことができました。大学院では、菊の自動栽培システムに関する研究を行っています。この研究では、機械学習を用いて菊の成長に異常がないかを識別することや、開花の予測を行います。