よく食べた。お兄ちゃんとおかずの量が一緒じゃないときれ散らかす可愛い末っ子少女だった。結局残すけど。4歳のときに兄の友達のお姉ちゃんのピアノレッスンを見学して、「ひーちゃんもこれする!」って自分で言った結果ピアノを高校生まで続けることになった。一人称が「ひーちゃん」で許されるのは幼くて可愛い保育園時代までだった。小学校の記憶はあんまりない。
なんとなく受験して合格した中学校で、友達にコーラス部に連れて行かれて合唱を始めた。今となっては受かってくれてありがとう自分…って感じ。高校は、合唱したかったし、周りも受けるし、通学路を覚えなくてよくて楽だから受けた。通学路は覚える羽目になったけど。よく歌った。よく寝た。塾で勉強した時間よりも寝た時間の方が多いかも。でもそれなりに勉強してたはず。受験期に友達に「化学の勉強しすぎ!もう化学するな!」って怒られた。週2でアイス食べてた。これでも一応コーラス部の部長だった。
高3のある日、トイレに入ってる時に「無味無臭の飲料用アルコールが作りたい!」って思ったことが、私が化学を大学で勉強しようと思った原点。これが実現したら水で割る系のジュースがお酒として楽しめるって考えてワクワクしてた。今考えると謎の夢。
なんで工学部に入ったか全くわからないけどなんとか過ごしていけているような気がしなくもない。おかしいなぁ。農学部か理学部に入りたかった気がするけどなぁ。楽しいからいいか。歌って食べて寝てる。伊予弁の癖が強いことに気づいたけどどうしようもない。