小さい頃は2月生まれで背も低かったので、なんとなく自分に自信が持てない子どもでした。近所の幼なじみと遊ぶ時も、自分から率先してリードするよりも、友だちについていく方でした。
街中で育ったので自然の中で遊んだわけではありませんが、家の中にいることはあまりなく、外を駆け回っていました。
部活も勉強も友人関係も、どれも適度に省エネでうまくやっていたという感じです。
「ま、こんな感じでやっておけばよいだろう」という高校時代での傲慢さが、その後の挫折の前兆だったとは、その時は知る術もありませねした・・・
大学に入ったものの、目標も特になく過ごした大学生活でした。
大学3年生の時に「休学して留学しないか」という友人の誘いに乗って、アメリカへフラフラと1年間留学することに。そこで見たアメリカ人のおおらかさ(いい加減さ?)に衝撃を受ける。「こんなに自由でいいのか」というショックと気づきを携えて日本に帰国。
IT会社に就職するも、「この生活を60歳まで継続するのは無理だろう」と思い2年で退職。
その後、大学に編入学して心理学を学ぶ。大学に通いながら教育系のNPOに所属し、市内の中学・高校へキャリア教育の出張授業などをおこなった。カウンセラーになる予定だったが、自分の特性上、カウンセラーには向いていないと判断して教員に方向転換。名古屋市内の名門男子校に英語科教員として採用される。8年勤務したのち、退職。現在は英語学習のコーチおよび高校生向けの各種セミナーなどをおこなっている。