空き家の改修を通じた地域活性化
内容・役割
団体の全体代表として、三つある設計室の取りまとめや協賛企業とのやり取り、保険の管理、イヤーブックの製作などを行っている。
また、一メンバーとして開成設計室に所属し、設計・施工に携わっている。
活動や事業(仕事)の意義
単に空き家を改修するだけなら業者の方が技術も知識も上である。
しかしそれではリフォームと大差なく、空き家だった物件なら「きれいな空き家」になるだけである。
真に地域のことを考えるなら、より地域が活性化する用途や機能を考え、まちの魅力をデザインに反映させ、周知するためにまちの人を巻き込んでワークショップを行う、といった工夫が必要である。
設計だけでなく、施主やまちの人と協力しながら試行錯誤する「過程」も含めて、地域活性化に貢献していると考えている。
想い・やりがい
単に設計を行うだけでなく、いかに魅力を引き出すかを考える必要がある。
そのためにまちの魅力を調べると、まちの人が嬉々として語ってくれる。
また、設計案を共有する際も、「こうなったらいいね」と様々な想いを聞くことができる。
このリアルなやりとりは設計課題では到底味わえない感覚であり、やりがいであると思う。
実現していきたいこと
設計する上で、三つの設計室で異なる設計手順を踏むことがある。
どの設計室にも他の設計室から見習うべき側面があり、効率をあげるべく事務手順の共有をしていきたい。