家が柔道の道場で祖父が先生。気がついたら柔道を始めていた。それ以来ずっと続けている。
スポーツ推薦で入学。
【学業面】 偏差値55の自分が偏差値70の学校の一般クラスに入り勉強についていくのがやっとだった。入学当初の1年の1学期は赤点を5教科とり再試のオンパレードだった。しかし、周りの優秀なクラスメイトから勉強方法を学び2年の終わりには再試が0になるまで成長することが出来た。
【部活面】 柔道部に入部。個人戦ではインターハイ出場を目標に朝練、出稽古、研究、相手の分析と全力を注いだが叶えることが出来なかった。団体戦では全国大会出場の目標は叶えることが出来なかったが、最後の夏、チームの力を合わせ金鷹旗(フリー参加の全国大会、勝ち抜き戦)でベスト64、3日目に残ることが出来、チームで戦う楽しさと嬉しさを学んだ。団体戦で全国大会に出る目標は大学へお預けとなる。
内部推薦で入学。
自分が興味のある分野かつ柔道に生きることを学びたいと考えスポーツウエルネス学科を迷わず選択。
大学では2つの事に力を入れている。
【部活】 柔道の試合形式は一対一だが、本学は団体戦で全国大会に出場することを目標に日々取り組んでいる。高校では関東大会に団体で出場し、自身もポイントゲッターとして充実感を得られたものの、大学では強豪校相手に苦戦を強いられた。当初は、部員の練習量を増やせば団体でも勝てるものと考え、率先して量をこなしていたが、強豪校と合同合宿で本学との差は筋力不足だと確信した。目標である団体での全国大会出場のためには、この課題解決のために中期的に取り組むことが必要であると考えた。そこで、練習メニューの中に筋力トレーニングを入れる事を主将と相談し導入した。更に、成果を確認し継続させるための工夫として、強豪校や講道館などへの出稽古の増加を行い、個々人が強くなっている実感を得られるよう工夫した。結果、55 年ぶりに全国大会に進めることが出来た。この経験で「課題分析」と中長期的に努力する「継続力」の大切さを学んだ。
【体育会本部】 立教大学の体育会は51部56団体からなる自治組織である。体育会本部とは体育会の運営と発展のために活動している組織で2500名の体育会員の中から立候補により各学年5or6人が選出される。『立教大学の体育会を盛り上げたい』という気持ちから体育会本部員に立候補する。副委員長兼企画部長として新入生700名を対象にしたフレッシャーズキャンプや主将主務を対象にしたリーダースキャンプなどの運営を行ってきた。また、新たな試みとしてSNSによる広報と体育会合同トレーニングの企画・運営を行った。
以上の2つの事に全力を注いで充実した毎日を過ごしている。