私は田舎でのびのび育ちました。
小学校はひと学年10名、全校生徒60名というとてもアットホームな場所でした。
両親と7歳下の弟と祖父母との6人暮らし。
習い事をたくさんさせてもらって、今、すごく役立っています。
震災を経験したのも小学生の頃。
私にとって小学生時代は
今を生きる源になっています。
中学校高校は、福島の中高一貫校に通いました。
勉強を重んじる学校で、中学1年生の頃から大学調べをする時間がありました。自分がどんな人になるために、どんな大学、学部に行くのか、人生に向き合う時間が多くあったと思います。
教師になりたいと思っていた私は教育学部で小学校の教員免許の取れる大学を片っ端から調べていた記憶があります。
ただひたすらに勉強をしました。次第に勉強をしている自分が好きになりました。勉強はやればやった分だけ伸びます。自分のことを自分で認められない、褒められない私にとっては、良いものでした。点数が上がれば自分を認められるし、褒められます。
これだけ点数があがるなら、私もう少しできるんじゃ…?と、自然と自己肯定感が上がった気がします。