ヒストリー

出身地

千葉県

幼少期の暮らし、体験

難産の末に生まれた私の赤ちゃん時代はおとなしい子で、夜泣きや公共の場で泣き喚くことが少なく、祖母と二人でお留守番してもお母さんのおの字も言わないお利口さんな面もありながら、しょっちゅう体調を崩したり家具の角に顔をぶつけ大怪我するなど心配をかけることもありました。保育所に上がると皆が外で元気に遊ぶ中、私は部屋で絵を描いていたいと聞かなかったり、帽子が嫌いで外で被らせると必ずどこかに置いてきてしまうので先生をよく困らせていました。小学校に上がってもその性格はそのままで、友達付き合いはちゃんとしていたのですが、休み時間はたまに友達と活発に遊ぶことはあっても基本は一人教室で自由帳に絵や変な模様を描き続けていたり、校庭に出ても一人でグランドの砂利の一種類の白い砂利だけを集め続けたりしていました。それでも興味を持った友達が見にきてくれたり知らない学年の子が一緒に砂利ひろいをしてくれたりと、一人で楽しんでても自然と人が近寄ってきてくれることがたくさんありました。幼少時代はとにかく自分のやりたいことなら一人でも気にしない、嫌なものは嫌、自分の好きなこと決めた事にまっすぐで、周りのお母さんからは自分の意思が強い芯のある子と言われていました。

中学・高校時代

中学校では友人に誘われバレーボール部に入部しました。正直なところ運動神経に自信はなく、初めは厳しい練習やトレーニングについて行くのが精一杯で、一年生の夏休みの頃、毎日のようにある練習や試合がとても辛く、向かう足が重くなり何度も辞めてしまおうかと考えていました。それでも持ち前の芯の強さから一度やると決めたことは曲げたくないという精神でめげずに日々部活動に打ち込み、だんだん技術も上がって得意になったサーブで試合中に点を取ることができ、試合に勝ってチームみんなで喜んだりする瞬間に徐々に楽しさややりがいを感じることが出来ました、二年半の部活動で私はハードな練習にも食らいつき、顧問に厳しいお言葉を頂いてもしかと受け止め次に活かそうと努力する肉体的、精神的な忍耐力を身につけ、努力を積み重ねることの大切さ、チームで何かを成し遂げることの達成感を学びました。高校は興味があった市川工業高校のインテリア科に進み、普通教科に合わせて住宅の図面の書き方や建築、インテリア、デザインの知識の勉強と、作業服を着て実際に校舎内にある工場で本格的な機械を使って木材加工の実習などを学びました、専門分野の勉強は面白く、家の内部の構造やその名称、家具の種類などのいろんな知識を得るたびにワクワクしました。しかし楽しいだけではなく今までとは比べ物にならないくらいの膨大な課題の量に苦しめられ、一年生の最後の課題で初めて徹夜を経験し、その後卒業するまで寝ずに学校に向かう日々を何度も経験する羽目になりました。製図や授業レポート、美術制作などやってもやっても増える課題に絶望を感じることもありましたが、最後まで諦めずに手を動かし続けて課題が終わった時の達成感は大きく、図面や絵などの課題だとその作品がとても愛着が湧きました、出来栄えの良かった課題は職員室前の廊下や最寄りの駅の一角に掲示される事があり、そこに私の課題があると努力が報われた気がしてとても嬉しかったです。毎年夏にポスターコンクールやイラスト展などに参加して作品を制作するのですが私は二年生三年生と続けて賞を取る事ができ、表彰式にも参加しました。表彰式では他校の作品も見る事ができそのクオリティの高さに私ももっと頑張らねばと良い刺激を受けました。部活動は写真部に入り、撮影会でいろんな場所に行ったり撮ってきた写真を校内に展示したり写真展やコンテストに挑戦するなど様々な活動をしました。部活動に真面目に取り組んでいたおかげか、三年生が引退後まだ一年生にも関わらず副部長になることが出来ました、部の代表の一員になり新入生の勧誘に力を入れ、頼もしい後輩達が入部してきてくれました。三年生に上がるとインテリア科は格段に課題が増え忙しくなるので部長にはなれませんでしたが副部長として活動を続け、最後の写真展では私の写真が入選し思い残すことなく引退することが出来ました。中学・高校生活は私にとって多くの経験を得られたかけがえのない日々でした。

大学・専門学校時代

高校で学んだ建築やインテリアの知識を活かして、就職に向けもっと実践的な勉強をしたいと思い東京デザイナー学院のインテリアコーディネート専攻に進学しました。入学当初から課題のレベルが高く、初めてパソコンを使って授業や課題を行ったりで慣れるまでついていくのがやっとでした、今までホテルの内装や校舎の2階にある学生ホール、オフィス、化粧品ブースのデザインなどの課題を経て、Illustrationやベクターワークスなどのソフトを使って課題を制作するのがわからないことも多々あるのですが少しずつ楽しいと感じるようになりました。