奥平 康祐
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マインド

以前まで私は、合理性効率のみを考えて生活していました。

しかし、DaBoの活動を通して、合理化や効率化は、物事の限定された面だけを見ることで、何か大切なことを無視してしまうことであると気づきました。それは結果的に効率を下げ、合理的ではなくなっていたのです。


例えば、作業するメンバーに切り出す木材の寸法のみを伝えても、それは「必要事項」のみを抽出して伝えることで、伝える時間を最小限にできるため、一見効率的に見えます。しかし、メンバーは単純作業の繰り返しに感じてやる気もなくなり、結果作業率が落ちてしまう。

しかし、作業内容を伝えるタイミングで、その部材がどこにどう使われ、どのような役割を果たすかまで理解してもらうと、どこをきちんとやって、どこを手を抜いていいのかもわかり、自分で工夫することができるので、作業速度もモチベーションも上がります。また、次に同じような作業を頼む時も、作業について理解していると指示も最小限で事足りるようになっていきます。


このように、めんどくさくて省いてしまうことも、視点を変えると大切なことだったりするので、今は仲間の気持ちを考え、自分の考える効率に縛られないことを大切にしています。

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