正直幼い頃の記憶はあまりない。
幼稚園で帰りたいと泣き喚いて先生にずっと抱っこしてもらっていた記憶だけは鮮明にある。
父親の影響もあり幼稚園に入った頃からサッカーをはじめる、体が大きいから、それだけの理由でゴールキーパーに抜擢される。
中学に入り、少し離れた市外のサッカークラブへと入りサッカー漬けの毎日。小学生の頃の自分は目立った選手でもなかったため練習についていけないことも始めは多かった。その中でも新チームになってからはなんとかポジションを獲得し、県大会上位入賞や九州大会出場など様々な経験ができた。
学校生活では生徒会も経験した。中でも体育祭の入場で全校生徒の一番先頭を歩いたことは忘れられない思い出だ。
高校時代、勉強嫌いで周りの真面目に勉強している人たちとの温度差を感じ、部活にばかり力を注いでいた自分は窮屈な思いをすることも少なくなかった。それでも自分と気の合う友人たちと出会い、素晴らしい3年間を過ごせた。
部活ではキャプテンを務め、常にチームメイトから頼られる存在であるような態度とプレーを意識した。チームをまとめることを学べた。
1年間の浪人生活を経て筑波大学に入学した。浪人時代の思い出は数えきれない。
19年間過ごした鹿児島を離れて生活するのは不安で、寂しいものだが、自分の憧れた大学に入学できたことでとてもワクワクしていた。
大学に入ってもサッカーと関わりたいと思い、WorldFut TSUKUBAに入った。熱量のある人たち、面白いアイデアを持つ人たちに囲まれて充実した生活を送っている。