九州の農家の七男坊の父と、戦災未亡人のひとり娘の母との長女。時は日本経済が高度成長にさしかかり、普通のサラリーマンの父だったけど、3日に1度は絵本や玩具を買って帰ってきていた、甘々な幼少時代。鮮烈な記憶は、通っていた幼稚園が大型犬を門の近くに飼っていて、毎朝吠えられるのがトラウマで、未だにワンちゃんがちょっと怖い。
小学校入学の頃、妹が誕生。お姉さんぽくならなきゃ、とおませな少女になる。
ぼーっと生きてきたが、両親の薦めで幼小中高大・一貫の私立に中学受験して入学。高級住宅地に位置するその学校に足を踏み入れた途端、ブランド服を着ている中学生のキラキラぶりに、我が家は世間でいうところの「中の中」であることを思い知る。ワタシってイケてなかったのね、という想いとの葛藤でスクールカーストも"下"で中学・高校を終える。
このままじゃいけない、と起死回生の大学デビュー。高校3年最後の春休みに雑誌JJやCanCamを穴のあくほど読みまくり、化粧やファッションの研究に明け暮れる。大学の目的を勘違いしたまま、キャンパスでもぼーっと過ごす。
若者・女性・外国人材のキャリア支援とグローバル人事のコンサルタント
商社、銀行の役員秘書からキャリアスタート
育児休業の後、ハッチンソンテクノロジージャパン(本社ミネソタ州、ハードディスクドライブ部品製造業)の オフィスマネージャー
2012年、日立化成(現・昭和電工マテリアルズ)本社人事部門初の女性部長 日立グループグローバル人財戦略(HRイニシアティブ)のプロジェクトリーダー
日立化成事業戦略部でM&Aにおける人事デューデリジェンス、 Day0/Day1コミュニケーション、 PMI推進
2014年、日立製作所で次世代幹部育成プログラム担当
2017年、独立。評価・報酬制度コンサルティング、外国籍社員の活躍支援、セカンドキャリアアドバイス、研修講師などを行っている。