神奈川県相模原市に生まれる。小さいときから読書・音楽が好きで、「かいけつゾロリ」を読みまくったり、ピアノとエレクトーン教室に通ったりしていました。
小学校3年生になる前に、鳥取県鳥取市へ引っ越し。
誰か友だちが欲しくて、自分からクラスメイトの輪に話しかけに行ったことを覚えています。そのとき声をかけた友だちとは、今でもずっと仲が良いです。
その友だちとよく交換日記をしていたのですが、凝った絵と文章を書いて友だちを驚かせるのが好きでした。
鳥取市の中学校に入学。吹奏楽部に入部して、クラリネットを吹いていました。
中学生の時期には、自分の特徴があらわれたエピソードがたくさんあります。
ソロコンテストの出場者を選抜する審査会があり、私はそこで演奏途中に音を出せなくなる大失敗を犯しました。途中退場です。
それがものすごく悔しく、絶対に来年の審査会では出場者に選ばれてやる と思って練習しまくり、結果的に次の年の出場者になることができました。
ソロコンテストに出られた経験もありがたいものでしたが、ここぞというときに発される馬鹿力的なものが自分にあることを知りました。
また、中学校に入学する前ごろから、両親が精神的な病気になっていました。
たまたま私がお絵かきをして、それを父親に見せたとき笑ってくれたこと、朝ごはんを自分で作ってみると母親が喜んでくれたこと。
「自分の行動がもとになり、周りのひとの喜ぶ顔が見られること」がこのころから自分の喜びだと気づきました。
中学2年生が終わる春に父が亡くなり、母親の実家である鳥取県米子市へ引越し。
初めは、自分の感情も目の前に起きた出来事も受け入れられず、悲しいのか何なのか、よくわからないモヤモヤと暗い気持ちに沈んでいました。
新しい学校に転校し、クラスも部活も何もかも刷新されて活動に追われていく中で、「過去起きたことに囚われすぎてもしょうがない。今これからどんな風に過ごすか、現在の自分が過去をどう意味づけするかの方が大切」という考え方が生まれました。
これは今でも変わらず大切にしている価値観です。
気持ちの切り替えの早さはなかなかのものだと思っています。
どうにか受験を乗り越えて、広島大学の文学部に入学。
大学1年生のころは、入部した写真部やそこから広がった関係性から、新しい仲間がたくさんできました。
新しい仲間ができたことで、柔軟で面白い発想を得ることも増えました。
そして大学2年生の初夏、mahoLabo.に入ります。
自分の好きなことに素直で、giveすることを厭わないメンバーのみんなと関わったことで、もっと感情に正直でいてもいいんだということに気づきました。
また、大学2年生の春に主催したイベント作りを通して、(直前になったらイベント準備が全部終わってるみたいな)都合の良い奇跡は起こらないこと・一発の完璧より素早い行動が大切なことを痛感しました。
こんな感じで、いろんな感情と同居しながら生きています。