ヒストリー

私の家では週に一回は祖父母の家に集まってみんなで夜ご飯を食べるというきまりがあり、毎週日曜日には親戚３０人集まってお話ししながらご飯を食べるというワイワイした家庭で育ちました。親戚は海外の方と結婚している人が多いので、日本文化をみんなで体験しようと竹で流しそうめんをしたり、餅つきをしたりとすごく楽しかった思い出でいっぱいです。

高校では台湾に留学しました。そこでは日本統治時代の影響や貧困といった理由で日本語しか話せずに社会と交流することが難しくなっていたお年寄りの方々に中国語を教えるボランティアをしていました。言語を覚えて笑顔になっていく姿を見て、何歳になっても勉強したいという思いと勉強ができる環境があれば生活をより豊かにできるということを学びました。また、中東の難民キャンプに行く機会があり、勉強できるということ、自由に海外に行けるということがいかに恵まれているかということを実感しました。

中学の頃からイスラーム教や中東の文化、教育に興味を持っていた私は、世界情勢や文化を学べる大学に進学したいと思い上智大学に入学しました。以前中東に行った際、多くのインドから来た労働移民の方々に出会い、友達になったことからインドを対象にボランティアしているサークルに入らたいと思い、今に至ります。