上野千晴
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活動・所属

自作ファッション誌の制作を成功させること

内容・役割

現在私は自作のファッション誌、通称ZINEを作成しています。タイトルはyouthfuといって、“青春の“という訳になります。ターゲットは『学生』で個性的な服を着る勇気がない人や純粋に興味はあるけどどうしたら良いのかわからない、という人に向けて等身大の高校生たちがモデルになり私の思うファッションの楽しさをより多くの学生に伝われば良いなという目的で企画を起こしました。

そのためには製作費が必要になりますが高校生の私では手に負えない額となっておりそこで現在CAMPFIREというサイトにて製作費のクラウドファンディングをしています。

私はyouthfulの作成にあたり、経費の計算、衣装・メイクと撮影、また雑誌の構成と宣伝をする役割を担っています。


活動や事業(仕事)の意義

私の活動する意義としては大きく分けて3つあります。

一つ目は現在新型コロナウイルスの影響でファッション業界は徐々に、というよりも勢いよく衰退していっています。メインとして影響を受けている中間層のブランドは様々な企業が倒産や国内撤退をしていますし、単価の高いハイブランドさえ有名なブランドも新卒を採用しなかったりして人件費を削っています。そしてファストファッションは主な購買層の私たち若者の意欲が外出自粛などで減っていったことによりまた衰退しているように思われます。そこで私は若者が再び服への関心をもってもらいたいというのが一つ目の意義です。

また二つ目としてあげられることは少し前に述べたものと関連していますがファッションは難しいものではなく、楽しいものであるということ。コンプレックスを個性という輝く武器に変換できること。これらを多くの人に等身大の高校生たちを見て改めて気づいてもらいたいというのが二つ目です。

そして三つ目は近年のデジタル化が発達したことにより、『紙媒体で届ける』ということの重要さが日に日に失われてきています。そこで私は、自分たちの大事なものは自分たちが守らないと衰退していってしまうのではないかと考えました。もちろん紙にこだわることはないとは思います。webや電子書籍で手に取りやすくなっていることも事実です。ですが、私は紙ならではの伝わりかたを大切にしたいと思いました。第三の意義は紙媒体を守りたい。

以上3点が私の唱える意義です。


想い・やりがい

まず私が真っ先に思い浮かんだのは、モデルとして協力してくれた友人達が「可愛くしてくれてありがとう、着たことない服を着るきっかけをくれてありがとう。」と伝えてくれたことにやりがいを感じました。私が多くの学生に伝えたかったことをきちんと受け取ってもらえたということを嬉しく思いました。

また今まで何も考えずに手に取っていた出版物や写真などには人やお金、時間がかかっていることに気付かされました。毎日この雑誌の制作に関わることで新たな発見があることが面白いです。

この活動にはどんな形であれ私の伝えたかったこと・好きなものを多くの人の目に触れられるように頑張ります。学生が作るをキャッチコピーにしていますが、それを言い訳にせず尽力したいです。そしてこれから好きなファッションに挑戦したいと考えている人が性別や外見で自分に対して嘘つかないように私も私自身に嘘をつかず最後まで諦めず挑戦していきたいです。

実現していきたいこと

現在最優先で実現したいことはクラウドファンディングの成功です。そこで製作費を賄い、ページの編集を完了させて紙媒体での創刊号を創ることが第一の目標です。

もしクラウドファンディングが成功しなかった場合にはweb媒体にて創刊号を創り、そこで地道に活動を続け読者がある程度youthfulについた際に再び紙媒体で届けるためのクラウドファンディングを行いたいです。

創刊号はフリーペーパーとし、2号以降は利益を出すということも視野に入れて活動をしたいと思います。