英語系のコースに入る。英語の勉強自体は好きだったが、明確に就きたい職業や企業は思い浮かばなかった。
「まちづくりに携わりたい」という漠然とした思いで、地域系サークルに参加する。
具体的には、マイヤーレモンを使った商品企画、空き家調査、中心市街地活性化会議への参加など。
さまざまな体験の中で、まちづくりに関わる職業の多様さを知り、「結局自分はどう関われば良いのだろう」と悩む。当時進学の選択肢はなかったので、魅力を感じたものづくり系の職業は除外して就活準備を進める。しかし、本当に就きたい職業を諦めてこのまま進むことに疑問を持ち始め、「関わるなら好きな領域で」と思うようになる。しばらく考える期間を経てデザイン系の学校へ進学をすることを決意した。
趣味は、宝塚観劇。中学校の頃から宝塚ファンだったが、アルバイトを始めてよりのめり込むようになった。観劇観を変えた作品は、2018年宙組の『WEST SIDE STORY』。それまでは「夢を見られるところが舞台の良さ」と思っていたが、「究極のリアルを突きつけられることで、作品の世界観に没入し、見終わった後に余韻が残る作品を見たい」と思うようになった。
卒業論文は9月頃に方向性をやや変える必要があったため、
すでに7割程度書いていたが3ヶ月で全文書き直した。
4月から作っていたものを一からやり直すのは大変なことだったが、
納得のいく論文を書きたいという思いがあった。
教授との意見交換を何度も重ねてブラッシュアップした。
その結果、優秀論文に選ばれた。