ヒストリー

私は生まれつき人見知りでした。園では主に一人で遊ぶことが多かったのですが、ブロックで色んな物を黙々と作っているのが楽しかったです。そして毎週遊んでくれる祖父と祖母がとても大好きでした。小学生のときはよく効果音を語尾につけて話したり、グラウンドで1人恐竜ごっこをしていました。今考えると赤面です。この時、2度の引っ越しを経験し、人見知りの私は新しい環境に馴染めずにだんだんと孤立していくようになります。

中学生時代は、心機一転！と思ったのも束の間、1年生の夏休みからパタリと学校に行かなくなりました。理由としては、孤立し暗い性格の私に女子は避けるようになり、耐えられなくなったからです。中には心配して話しかけてくれる男子もいましたが、私は私を受け入れてくれるネットゲームの世界に逃げました。流石に祖父と祖母も心配してわざわざ遠いところから顔を見せるようになりました。それでも私は学校に行かず、心配を掛けるばかり。そして中学3年の10月、突如として大好きだった祖父が天国へ旅立ってしまいました。私はひどく後悔しました。なぜ自分の弱さに負けたこと、心配をさせたまま旅立たせてしまった事。ここからようやく私は中学校に復帰しました。それから卒業まで毎日登校しました。そして迎えた高校生活私と似た境遇の子たちが通う学校と聞き入学しました。高校時代は、中学生時代と真逆で、入学早々、友達が増えとても楽しい学校生活でした。そこでは、色んな事に挑戦できて、そこで絵に興味が湧いてくるようになってきました。また、徐々に自信がついてきてテストの成績も高くなり、生徒会にも立候補し、風紀を1年、副会長を1年間務めました。この姿を祖父に見せてあげたかったとたまに思います。
やりたい事もたくさんできましたが、絵にしぼり専門学校を目指します。

正直入学してから友達ができるかとても不安でした。しかし自分は高校で変わることができたので今回からは自分から積極的に話しかけに行きました。初日から3人も友達ができました。3人共とてもおもしろくて大好きです。私の中で「同じ絵の道を目指す者同士頑張って行こう！」と闘志を燃やして今も頑張っています。

飲食店で3年間アルバイトをしています。職場の方がとても優しい方ばかりなので安心して仕事ができます！