ヒストリー

幼い頃の私は、とてもわがままで自分の意見を曲げない子供でした。家族で買い物に行った時、どうしても自分が欲しいおもちゃを買ってもらうまで店を出たくなくて、床に座り込んでしまったことがありました。母が何を言っても聞かず、最終的には他のお客さんの注目を集めるほどの騒ぎになってしまい、母を困らせたことを今でも覚えています。今思えば、あの時の母の忍耐強さには感謝しないといけませんね。

中高時代、私は将棋部に所属していました。将棋は単なる趣味を超えて、集中力や戦略的思考を磨く場となりました。試合のたびに、相手の一手先を読みながら、自分の手をどう進めるかを考える時間は、頭をフル回転させるものでした。特に団体戦では、部員同士の結束が重要で、勝敗が決まるたびに一喜一憂しました。勝つときもあれば負けるときもありましたが、敗北から学ぶことが多く、冷静さや忍耐力を身につける貴重な経験となりました。この経験は、将棋だけでなく、人生全般においても重要な教訓を与えてくれたと感じています。

現在、私はフィギュア系の専門学校に通っています。昔からフィギュアや造形に興味があり、細部にこだわった作品作りに魅了されてきました。この学校では、技術的なスキルはもちろん、デザインや構造、色彩についての知識も学んでおり、毎日が新しい発見の連続です。プロフェッショナルな環境で学ぶことで、自分の作品に対する意識も高まり、将来はこの分野で活躍したいという思いがさらに強くなっています。

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