奥野 凌
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マインド

見栄を捨てプライドを持つ

見栄を張り続けるのは他人の評価だけを気にする生き方である。はたしてそこに自分の意志は存在しているのか。それは自分の物語を紡いでいるといえるのか。

自分の意見が周囲の人と違う。自分は間違っているのかもしれない。

失敗したくない。ダサいところを見られたくない。見栄を張る生き方をする限り意思決定をすることが出来ない。周囲の一言一言で揺らいでしまう。修正した理由は「周囲の人に言われたから」。翻弄されていくうちに、自分のやりたいことを見失う。手から離れた風船のように漂って萎んで終わりだ。

上記の生き方が嫌ならプライドを持とう。

プライド"pride"を持つ生き方とは、意思決定に自分の誇りと責任を持つことだ。

自分で決めたからには責任をもってやり切る。自分でコントロールできる部分はすべて何とかする。自分で決めたのだから。周囲の人の意見と異なるかもしれない。間違っていると感じたら修正しよう。ただし修正するか否かは自分で決めよう。「○○という意見を聞いて自分は〇〇ということに気づいたから修正した」。自分の意志を介在させよう。

これまで見栄を張って生きてきた人はまず意思決定に責任を持とう。そして意思決定できた自分をほめてあげよう。「私は意思決定が出来たんだ!」

それが自分物語を紡いでいく第一歩であると信じて…

pride…a feeling that you are proud of something that you or someone connected with you has achieved → proud (Longman)
見栄…見た目の姿を意識して、実際以上によく見せようとする態度。 (デジタル大辞泉,小学館)

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