りな
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ヒストリー

出身地

日本

幼少期の暮らし、体験

小学四年生のころ社会の授業で「国境なき医師団」がNGOの一つとして紹介されました。当時の私にとって「国境なき医師団」という言葉はなんだかとても印象的で頭に残ったことを覚えています。それから国境なき医師団について調べていくうちに自然と途上国に関心を持つようになりました。国境なき医師団との出会いは現在の私の原点ともいえる出来事だと思います。


中学・高校時代

中高生では頭の中に「将来どうやって途上国に関わっていこうかなあ」という問いがいつも念頭にありました。高校1年生の時にとりあえず途上国と呼ばれる国に行ってみようと決断し、カンボジアに行きました。そこで交流した孤児院の子供たちの口腔環境があまり良い状態ではないことに気づき、継続的に生活の質を高める支援の有効性に気づきました。高校2年生の時には「途上国の口腔衛生環境の改善案の検討」という題名で論文を書き、現地の歯科医師が無免許だったり、市民の歯磨きに対する誤った認識が問題であることがわかりました。そこから健康教育、医療者の育成というものに興味が行くようになりました。


大学・専門学校時代

 健康教育、医療者の育成に関わりたいという気持ちから看護学部に進学しました。幼少期の頃から途上国に興味があり将来も途上国に携わるだろうなと漠然と考えていた私ですが、授業を受けていると日本国内の医療問題にも興味が湧いてきました。最近最も興味があるテーマはヘルスリテラシーです。日本のヘルスリテラシーが他国と比べてかなり低いという結果は衝撃的でした。大学に入ってみるとこのように興味関心の幅がどんどん広がっていくのを感じます。

 また、行っている活動としては「Share Health 」という学生団体に所属しています。医療者と市民の中間立場である看護学生の立場を利用して健康問題を中心とした社会問題について考えて双方の懸け橋となるような活動をモットーとし、日々活動しています。一人でなく複数人で試行錯誤することが自分にとっての新たな視点の発見につながり、とても楽しく作業しています。