学童保育に通った初日に上級生からドッジボールに誘われた。当時ドッジボールがどんなものか知らなかった私は快くOKを出した。その刹那、上級生に羽交い締めを食らい、ひたすらボールを投げつけられた。その影響からか私は内向的になり、ボールを見ることすら怖くなった。小学校2年生の頃横浜の小学校に転校した私は早速クラスメイトからドッジボールに誘われた。学童時代のトラウマもあったが、「仲良くなるためには仕方ないか…」と両手を広げ、羽交い締めされる準備をした。しかし目の前に繰り広げられた光景は楽しそうにボールを投げ合うクラスメイトの姿であった。それから私はドッジボールが好きになり、学校一ドッジボールが上手な小学生になった。
中学時代はサッカー部に所属していた。ポジションはDF。1年生の頃からコーチに気に入られ、3年生が出場していた県大会の予選にもメンバーとして呼ばれていた。当時は目の前に来たボールを取り敢えずFWがいる位置まで蹴り飛ばしていればコーチに褒められていた。しかし、そのやり方に慣れてしまったせいか2年生になった時も同じ方法でボールを蹴り飛ばしていたら、コーチから「お前適当に蹴ってればいいと思うなよ。」と一喝される。また、中学の外周をランニングしている際、当時好きだった女の子に気を取られ電柱に顔面を強打する。血だらけの私にコーチが言ったセリフは「お前サッカー部辞めちまえ」。私はサッカーが好きなものの、コーチがいる部活に行きたくなくなった。そこで合法的に部活を遅刻できる生徒会に立候補。見事会計として当選し、校内カースト上位まで登り詰めた。
高校時代は割と青春してた。
大学も結構楽しい。
なし