瀬沼 駿
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マインド

すべての人々に安心・安全な住まいを

以前ネパールで建築支援活動のボランティアをしたとき、すべてが新鮮なものばかりでした。それは、ネパールという国の生活や文化だけではなく、貧しい人々の支援を行うボランティア活動そのものが新しい経験で、ボランティア活動を通してたくさん学ぶことがありました。

 一番印象的だったのは現地の人々の人柄でした。初めてワーク地を訪れた時も、挨拶をしたら必ず返してくれるし、子どもたちも笑顔で迎えてくれて、その友好的な性格に驚きました。あまり言語が通じない人たちとのコミュニケーションに不安もあったけれど、その心配もありませんでした。また、一緒に働いていたワーカーさんも、ワークについて丁寧に説明してくれて、とても活動がしやすかったです。ワーク地の人だけでなく、町の人たちも友好的な人が多く、日本人が珍しいからなのか、気軽に話しかけてくれたり、一緒に写真を撮ったりしました。話しかけてくれる人たちはみんな、言葉があまり通じないながらも笑顔で話してくれたのがとても印象的で、ネパールの人々の温かさを実感しました。ボランティア活動を通して、言語があまり通じなくても積極的にコミュニケーションをとることが大切だと感じました。またその第一歩として、簡単な挨拶をすることの重要さを再認識しました。

 私がボランティア活動を通して学んだこと、心に思っていることは実際にボランティアを必要としている場所に行き、貧しい人々の生活や苦労している様子を見ることが最も大切だということです。自分も学校の授業などでそのような場所があることは知っていましたが、正直実感はありませんでした。しかし、実際に貧しい人々の現状を見て、支援を行うボランティア活動は絶対に必要だと感じています。

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