ヒストリー

幼少期からテレビを見ることが大好きで、いつも決まった時間になるとテレビの前に楽しそうに待機するような子供でした。
｢忍たま乱太郎｣、｢ワンピース｣といったアニメや、｢仮面ライダーシリーズ｣などの特撮番組など、幅広ジャンルのテレビを楽しく鑑賞したことが記憶にずっと残っています。
​2011年3月の東日本大震災を体験した当時の私は、余震の恐怖や周囲の人の焦燥感にとても不安な気持ちを抱いていましたが、運良く停電にならずにすみ、アニメを見ることが出来たおかげで徐々にその暗い気持ちから立ち上がることが出来ました。
当時から私の中ではアニメが支えだったと感じています。

高校自体はデザイン科学科のある高校に入学し、自分の好きな絵を描くことに集中しました。
​学習面ではデッサンや構成などの基礎から、PhotoshopやIllustrator、Premier Proなどの各アプリケーションツールを用いて作品制作をしてきました。デジタルデバイスを使って本格的な作品制作を行う事の楽しさとともに、思う通りに表現ができないことへのもどかしさを覚えています。
​そんな感動と不安を抱きつつ、、３年の12月に行われた卒業制作展では、ロトスコープを用いた自然と人間の関わりを表現したアニメーション作品を展示しました。
​制作の大変さを知り、同時にアニメ業界を目指すきっかけにもなりました。