高倉聡一郎
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ビジョン

社会で求められる人間に

私にとって「学ぶ」とは

「人間は、目標を追い求める生き物だ。目標に向かい努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。」これは哲学者であるアリストテレスが述べた言葉である。意味のある人生を送るかは目標を持てるかどうかで決まるという教えだ。夢を追いかけることもまた、目標を追い求めることであり、人生を意味あるものにするための手段だろう。私には起業という夢がある。


その理由は第一に起業することで自分が持つ創造力を最大限に活かすことができるからだ。就職し、企業に勤めては創造力を生かすことはできない。企業に勤めるとはつまり、その企業が掲げるコンセプトに従って働くことを意味するからだ。経験が浅い頃は自分の意見を発言できる機会すらないだろう。無論、昇進しある一定の地位を得たところで意見を発言できるわけではない。要するに企業の一社員である以上、自らの考えを主張し企業を動かすことは不可能と言っても過言ではない。


一方で大きなリスクを伴うことから起業は危険だ、という意見がある。起業から一年目で30%の企業が廃業に追い込まれ、10年間で耐え抜く企業は全体の6%程と言われているからだ。。社会のニーズに応えられない企業は消え、必要とされる企業が残る。社会は弱肉強食の世界だ。当然である。しかし、他人事のように述べるわけにはいかない。いずれ家庭を持ち養うべき大切な人を守らなければならないのは私も同様である。私を支えてくれる人々からすればリスクを伴う起業に反対するのは致し方のないことだ。


確かに起業は賭けに等しい。しかし起業に関わらず人生は賭けの繰り返しではないだろうか。人生には数多の分岐点が存在する。如何なる道を歩むかでそれぞれの生き方が決まるのだ。無論、賭けが全てはない。時には熟考し自分にとって最善の選択をするもあるだろう。それ故我々学生は学び、思考力を高め、大学に進学するのだ。学問はあくまで社会へ出るための手段であり、大学は通過点である。大学でさらに学を深め、経験を積み、社会で最善の選択をする。人生を意味あるものにして社会で求められる人間になるために。

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