ヒストリー

塗り絵の紙が常に家にあったので、毎日のように塗り絵をしていた。

中学では美術の模写の課題に本気で取り組み、それ以外では絵を描いておらず、塾に時間をとっていた。
高校では物理部に所属し、研究レポートで賞を貰い、東京まで授賞式に行った。勉強に時間をとられ、絵は全く描かなかった。

コロナの自粛期間で時間を持て余し、小学生ぶりに絵を描いて、記念に出したポストカード大賞で小さな賞を貰う。
その事に舞い上がって絵を描いてお金を稼ぐ方法を調べ、漫画家を目指す。
一年程たった頃に、編集の方からご連絡いただき、就職をやめて専門学校に入学することを決める。