マインド

昔から自分はなんでもそこそこ楽しめた。小難しくて敬遠してた本も読んでみたら意外と楽しめたし、映画も見てみたら面白い作品はいっぱいあった。登山もアホほど疲れるが意外と悪くなかった。ただ完全に体力が切れてるのに山を登っている瞬間だけは楽しいものではなかった。あの瞬間だけは楽しむことを放棄して楽になりたい一心だった。同じ漢字だが本質は全く異なる。「楽しむ」というのはFunではあるがEasyではないのだ。あの瞬間も体力さえあれば楽しいものであったかもしれないと思うと少し悔しいものがあった。つまるところ楽しむにはそれなりの力が必要であるということだ。力というのはなんでもいい。体力もそうだし知識や経験など、あればあるだけ楽しめることは増える。周りが楽しいことで溢れている世界で、自分は生きていたい。