CITAの田中です。
2019年8月23日〜25日の3日間、鳥取県倉吉市で開催された「倉吉市地域活性化プランコンテスト」に参加しました。県内の大学だけでなく、遠くは大阪からの参加チームと共に3日間全力で同地域の地域活性化プランを考え、競い合いました。
初めて気づく倉吉の魅力
私はもともと県外出身であり、倉吉については鳥取中部の中核都市、白壁土蔵群がある所といった認識しかありませんでした。
しかし、実際に町を歩きその町の人々と話をする過程でどんどん見ず知らずの町に愛着が湧いていきました。観光地としての表向きの倉吉、その陰に隠れた小さな倉吉の魅力がたくさんある事に気づきました。
↑旧倉吉廃線跡(山守地区)↑古来の文化「タタラ製鉄」体験(山守地区)
A級観光地ほどそれ単体では力が無いにせよ、上手く集まればそれに負けず劣らずのB級観光地の数々、これらが活かされないのは非常に勿体ない。そんな想いでプレゼンに臨みました。
いざプレゼン!白熱したプランコンテスト!
コンテストでは参加チームが各々の考え出した地域活性化プランをプレゼンしました。
白壁土蔵群のマスコットキャラクターを作る案、地元学生と農家が協力して空き家で学生食堂を運営する案、はたまたドローンによる空撮映像をVRにして倉吉の伝統的町並みの空を飛ぶ擬似体験を提供する案など様々な案が出揃いました。
ちなみに私達は倉吉地区でなく山守・関金地区にスポットライトを当てて知られざる倉吉の魅力をプレゼンしました。
地域活性化プランコンテストを経て
私はこのコンテストをきっかけに地方都市の現実や魅力を知り、少しでも地方の町を元気にしたいと思うようになりました。
どんな町にも誇れる文化や魅力的なスポットがあるものです。それらをしっかりと見つめ、良さを引き出し合い、観光パッケージとして売り出せる、そのようなプランを考え出せる人材になりたいと思いました。
プレゼンテーション能力も観察能力もプランを構成する能力もまだまだですがこのような機会があれば積極的に挑戦し、その力を磨いていきたいです!