勉強会の話をすると見せかけてフランシスを褒める

 今回は、年始めにやった勉強会のことについて書くと見せかけてフランシスを褒めます。なぜこのようなことをするかというと、実は、今までずっと秘密にしていたのですが、私、倉本敬司はConnect内でFrancis翼賛派という政治勢力に属しているからであります。はい。今日もFrancisバンザイ!
 前回の勉強会はパネルディスカッションを行いました。議題は、インドネシアの首都移転。そもそもConnectに所属していると、忘れがちですが、大半の日本人はインドネシアで首都移転があるという話を知らないことが多いので補足しておきます。現在のインドネシアの首都はジャワ島のジャカルタですが、一極集中や地盤沈下をはじめ課題が山積しているので、それを打破するためカリマンタン島に首都を移転するという話が進んでいます。昨年の大統領選挙の際には現職大統領のジョコ・ウィドドが首都移転を政権公約に掲げて当選したこともあり、大変ホット(かつわかりやすい)トピックだったわけです。
 私は反対派、Francisは賛成派で議論に参加しました。ディスカッションというと、誰がだれを論破したとかしないとかというイメージが(日本では)つきまとうものですが、勉強会イベントでパネルディスカッションを採用した趣旨というのは、そこにはありません。パネルディスカッションを通じて、こんなふうにディスカッションをするんだ、どうだ面白いだろう?というファシリテーションが大きな狙いでした(もちろん東南アジアについて発信するのは当然として)。
 Francisは、いつものように企画を発案してサークルをリードするだけでなく、自ら所属する法学部アジア政治ゼミの協力を取り付けてきました。しかも、議論を盛り上げるための事前の準備も抜かりなかったので、そういう部分は流石でした。(ちょっと褒め過ぎですね。)
 問題点を強いて挙げるとするならば、有利な賛成派という立場で議論に参加したにも拘らず、本番ではかなり反対派に追い込まれてしまったことかと考えられますが、これも彼に言わせれば、Connectを持ち上げるための策略だったということになります(賛成派はアジア政治ゼミだった、つまりFrancisはアジア政治ゼミのメンバーとして参加していたことになっている)。この点少し疑問を感じざるを得ない部分はあるものの、本当であればよくできたシナリオライターであることに違いはありません。
 このように今回もFrancisをかなり持ち上げましたが、いかがだったでしょうか?そろそろ25分経過するので、締めに入ろうと思います。なぜ私がFrancisを翼賛するのか。それは彼はしばしば不器用で誤解されることが多いからです。私としても彼の少しでも助けになればいいなと思います。以上マブダチより愛のメッセージでした!