こんにちは。SUKIMAでインターン中のsouです。
先日からTwitterで2日おきに、GDのお題を投稿し始めたのですがお気づきでしょうか。
今回は、その第1弾として投稿した『とおりもんの売上を2倍にせよ』というお題の回答を僕的に考えてみたので記事にしました。あくまでも個人の回答なのでそこは悪しからず。ただし、本番を想定して15分で考えることにしました。一緒に考えてみてくださいね!
ワーク開始
まずは時間を設定。
1.定義
-単語定義 →1分
-要素分解 →3分
-目標設定 →3分
2.アイデア出し→5分
3.アイデア検討→3分
くらいかな。
1.定義
とおりもん(a)の売上(b)を2倍にする(c)
(a)とおりもん
言わずと知れた福岡名物。
甘くておいしい。ぱさぱさけいお菓子。
(b)売上
売上=単価 × 販売数
これはめっちゃよく使うやつ。
ただ今回は、もう少し条件を絞りたかったので
販売数 = 人(福岡人 / 福岡人以外) × 販売方法(オンライン/オフライン)
という形にさらに分解。単価を増やす方法もあったけど今回は販売数に着目。
したの図参考。
販売数を増やすには
少ない部分を多くする or 多い部分をさらに増やす
の2つのパターンがあるけど、今回は
福岡人のオフライン(課題Ⅰ)と福岡人以外のオンライン(課題Ⅱ)という二つに絞ってやる。
(c)2倍にする
今回は特に指定もなかったので、目標期限を5年後に設定。
目標値はそれぞれ
課題Ⅰ→1000個
課題Ⅱ→500個
を目標として設定。
2.アイデア出し
問題をしっかり定義できたので議論はスムーズ。(ひとりだけど)
いまから考えるのはこの二つだから。
課題Ⅰ リアルな店舗で福岡人にとおりもんを買ってもらい5年間で2倍にする。
課題Ⅱ オンライン販売を通して福岡に住んでいない人にとおりもんを買ってもらい5年間で25倍にする。
いやなかなか難しいぞこれは笑
課題Ⅰブレストタイム(3分)
福岡の人が店舗でとおりもんを買う目的のほとんどが、お土産用であろう。おそらく空港や駅で買うのがほとんどだ。おみやげ以外にあるとおりもんが喜ばれるのは…社内でお茶と一緒にだすのはどうだろうか!
とおりもんは甘いからお茶とよく合う。
やばい時間がない。
➀とおりもんを業務用のサイズで販売
②お茶屋とコラボして販売
③茶菓子用に包装を変えたとおりもんを販売
とかを出してみる。よし、次。
課題Ⅱブレストタイム(2分)
オンラインでとおりもんを買う、県外在住の人。これはもうコアファンだけではないだろうか。それほどのコアファンであれば自分用かもしれない。だけど自分用のままでは、消費量にも限界がある。そうなると、コアファンを増やすということが必要になる。
コアファンを増やすために。
◎とおりもんを知っている人→福岡出身の人に懐かしんでもらう
➀県外でCMを行う
②県外の福岡料理店においてもらう
◎とおりもんを知らない人→福岡名物をおしていく
③福岡観光の雑誌に広告を載せる
④ご当地フェスに参加
あーー。時間がたりないーー。
3.アイデア検討
アイデア出しはタイムアップ。やっぱりアイデアは人がいないときついものがある。
最後にアイデアの検討。課題Ⅰに関しては3個。課題Ⅱに関しては4個のアイデアが出されたので、これを1つずつ位に絞る。
評価軸は、
・実現可能性(本当にできるのか)
・即効性(5年以内にできるのか)
・費用対効果(費用に対しての効果は適切か)
表をもとに考えると
課題Ⅰ
→茶菓子用に包装を変えたとおりもんを販売
課題Ⅱ
→県外の福岡料理店においてもらう
に決定。だが時間がなかったとはいえ、アイデアがひどすぎる…だれか一緒にワークしよ。
まとめ
実際に、とおりもんの売上を二倍にするというワークを15分でやってみました。時間が足りないです…。最後のアイデア検討は本番では時間に余裕があればやるくらいのほうがいいかもです。なにより、せっかく目標値を設定したのに、達成できるか根拠を検討できていないというずさんさ。よく人事にフィードバックされるポイントではあるので、皆さんは検討するようにしてくださいね!また、とおりもんがどれくらい販売されているかの調査がなかったため、目標値が適切であったかも分かりませんでした。(ちなみに、とおりもんは世界で一番売れたまんじゅうとしてギネス記録に認定されています。販売個数を増やすというのにはそもそも無理があったのかも)
お気づきになったかもしれませんが、今回は特に問題設定に時間をかけてやりました。というのも以前に人事さんに
「アイデアのおもしろさもあったらいいけど、それ以上に思考プロセスを見ているよ」
と言われた経験があるからです。問題設定をすると、アイデアが限定されて議論を進めやすくなります。特に、表にすることで、思考回路を全員と共有されやすくなるのでおすすめです。表の作り方はまた今度。
「やっぱりこういうワークはみんなでやるのが一番!」
そうかんじたsouでしたー。また問題解説は3回おきくらいにやりますー。
今日の一言
『思考プロセスは表を使って見える化しよう』
補足
こんな表もありかも