踏み出した確かな一歩

みなさんこんにちは。

ザンビア•ブリッジプロジェクトの八塩知樹です。

今回私はこの活動を通して感じた一歩前に進んでみることの大切さについてお話させていただきたいと思います。


私がこの活動に参加したのは大学1年生の時で大学の先輩や同級生に教えてもらい参加することになりました。もちろんボランティアというものが大切であるということは思いながら活動は続けていましたが、それをより強く感じたのは実際にアフリカに足を運んだ時のことです。


私は診療所を建設しているマケニ村に約1週間滞在していました。そして実際にその村から一番近い診療所まで歩いてみました。炎天下の中休む場所もなく片道15キロ歩きました。想像してみてください、みなさんが病気で倒れそうな中灼熱のアフリカの大地を、日本に比べて安全が保証されていない道を歩いて行かなければなりません。車ももちろんありませんし自転車もありません。


自分がこの時感じたことは実際に体験しなければわからないことがあること。そして住民たちにとってこの診療所が健康、そして安心につながるものであることを。


もしかしたらこの活動は何個もある世界の村の一つを助けるだけかもしれません。ただ絶対に0と1は違います。この活動は次に繋がります。成功も失敗もどちらも一歩です。

1つの村の住民にとってかけがえないものであることは私が目にした確かな事実なのです。


自分はこの活動に参加するまでたった1にしかならない活動をするくらいなら0でいいと考え、ごく平凡な大学生活を過ごしていました。だからこそ0と1はほぼ同じでなく絶対的に違うと胸をはって昔の自分に誓えます。


私はこの活動で踏み出した一歩を二歩にも三歩にもしたいと思います。だからこそ先輩たちと一緒に下級生なりな自分にできることを見つけて進んでいきたいと考えています。