はい、どうもお久しぶりです!
少しの間召させれてました、菊地です!!
いやー、僕ね4年になって初めてシラバスをちゃんと読んで授業取ったんですけど1週間終えてかなり充実してますね!笑
おもろい授業って意外とあるもんすね笑笑
相変わらずボッチですけどねw
とまあね、僕の話は置いといて皆さん、今日は今朝のニュースから引っ張ってきたお話をしますね!
日本銀行が来年までに日本株の最大株主になる見込みっていう話です!!
大きく3つ話します!
1つ目は、実際に発表のあった事実について
2つ目は、何故日銀は買いを続けているのか
3つ目は、それによって起こりうる副作用についてです
1. そもそも日銀って株式保有してるの?っていう話をすると直接的に株式の保有はしてないです!
が、日本株に投資をする上場投資信託=国内ETFを購入する形で市場に介入しています。
ETFを通す理由としては、国の中央銀行が投資目的で直接投資をしていたらやばいからっすよね笑
さてさて、年間約6兆円ペースでこのETFを購入している日銀の保有残高は現在約28兆円と言われています。これがどのくらいの数字かというと、東証1部上場企業の時価総額(株式発行数×株価)の4.7%に登るそうです。仮に日銀がこのペースで買いを続けると来年末までに約40兆円になり、現在の日本株の最大株主であるGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)を上回る計算です!
現状で公的機関がトップなのもおもろい話ですけど、日銀はそれを超えるペースで株式市場に参入しているってことですよね!
個別企業で見るともっと面白くて、日銀の実質保有額を計算したもので、日東電工、サッポロHD、日本ハム、オムロンなど23社の筆頭株主(最も株式を所有してる)なんですよ!その他、49.7%と約半分の会社の大株主(10番以内という定義)にもなってるんですよね!
2. また黒田さんも衆議院財務金融委員会での発言でETF買いについて
"株価安定のため"
って言い間違えちゃってるんすよね笑笑 直ぐに取り消しましたけど、本音が出たとか、SNSとかでは言われてますね笑笑
日銀の思惑としては、物価上昇率2%(日銀の金融政策見てください)が最優先事項という定で、
投資家だったり、企業・家計の経済活動を支えるという点ではメリットももちろんあるものだと思いますけど、純粋に投資目的で市場に参加しているわけではないので、これってかなり市場を掻き乱してることにもなりますし、どうなんでしょうね、
しかも、ETFは国債とかと違って満期がないのでどこかのタイミングで長期的に売らないといけないので、株価の下落を招かないようにしないとですしね。
3. 今は株価が上がったとか2万2千台っていうのは日本銀行とGPIFが下支えしている状況なので、景気が良いから・日本企業に勢いがあるからではないんですもんね、、
そもそもそうであれば、市場介入せずとも株価はあがっていくはずですし、、、
それと約半分の企業の大株主が間接的に日銀ってことは、日本企業の多くが経営の空洞化が起こってしまう可能性があるんすよね。
日銀が議決権を持って行使してしまうと、国営に近いもの(社会主義)になってしまうんでそれは流石にないんじゃないかなと思っているんですが、そうなると議決権を放棄することになるので必然的に企業の経営に影響って出てきますよね。
企業の株式の10%を持ってる人が議論に入ってこないって、異常なことになりますからね。。
日本はどうなることやら〜
はい、というわけで今日は超マクロなお話でした!笑笑
まだまだ僕も思考が浅いな知識不足だななんて思いましたが、そもそも大学生でこんな事考えたり、授業終わりにこれについて教授と20分くらい語る奴なんてあんまりいないと思うのでね笑
僕と議論したい、意見がある、知識欲しいっすとかとか是非是非お問い合わせくださいね!
ではまた。💤