日常から学ぶロジカルシンキング

はいどうも皆さんこんにちはペペロンチーノ西田です。

今日のブログは円高円安、金融政策のロジックについて書いていきたいと思います。

円高円安、よく聞く言葉ですけどあまり実感は湧きませんよね。おそらく1番身近に感じる例はガソリン価格ですかね。

そもそも円高円安とは何なのでしょうか。簡単に言えば他国の通過から見た日本円の価値です。

例えば現在の為替レートが、1ドル=100円だとしましょう。
1週間後
1ドル=110円→円安
1ドル=90円→円高

相対的に見たときの円の強さとも言えます。さて今日はググればわかるこんなことを書きたい訳ではありません。

現在日本銀行は金融緩和という政策を行なっています。金融緩和とは日本円の流通量を増やす政策です。量が増えれば価値は下がりますから円安へと導けます。

もう少しこのロジックを説明します。
金融緩和→低金利政策→日本銀行当座預金の金利がマイナス→銀行は日銀に預けておくとお金が減っていく→銀行の収益源は利ざや→低金利で融資をする→企業はそのお金で投資をする→市場のお金の流通量が増える→経済が活性化→企業の業績が上がる→従業員の給料が上がる→個人の消費活動が増える→物価が上がる→2%の物価上昇目標へ

現在日本銀行が行なっている量的質的金融緩和(QQE)とは簡単にこのようなロジックになっています。↑が分かった人も分からなかった人もいるかと思いますが、ゴールは消費活動を活性化させ2%の物価上昇目標を達成することです。何故これが目標なのかは違う回で話したいと思います。

今日はこの金融緩和を分かって欲しいのではなく、ゴールまでに果てしない過程を踏んでいるということを考えて欲しかったのです。

そう多くのステップを踏んでいますよね。それだけ金融政策は複雑だということです。1つでも想定と違うことが起こったらゴールまでたどり着けませんからね。

皆さんの日常にもこのロジックツリーは存在しています。
信号機の色の順番、何故マンホールは丸いのか、何故消費税は増税されるのか、このような日常の何故の深堀がロジカルシンキングのスキルを高めてくれるのです。

ロジカルな思考、論理的思考は実社会では必要不可欠です。ビジネスはもちろんですが、金融、投資の世界にも必要です。

日常の何故の深堀からこのスキルを身につけていきましょう。

それではまた明日。

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