皆さんこんにちは!
ACT TRADERS stuのエガワです。
今年も11月に入り、残り2ヶ月になりましたね。良い形で年越しを迎えられるようにラストスパートをかけていきましょう!
さてさて、今回は「高度プロフェッショナル制度」(通称高プロ)について考えていきたいと思います。
皆さんはこの高度プロフェッショナル制度について聞いてことがありますか??
学生には馴染みのない制度なので、初めて聞いたという方も多いのではないでしょうか。
高度プロフェッショナル制度とは、働き方改革の一環として設けられた取り組みの1つで、一定の年収要件(1075万円以上)を満たした専門的かつ高度な職業能力を持つ労働者を対象に、労働時間に基づいた制限を撤廃するという制度です。
専門的かつ高度な職業能力を持つ労働者として具体的には
・金融商品の開発業務
・アナリスト業務
・コンサルタント業務
などの職業が挙げられます。
この制度では、長時間労働を防止する健康確保の措置を講じつつ(年間104日の休日確保の義務化など)、時間外の割増賃金の支払い義務等の適用を除外する効果があります。
高度プロフェッショナル制度を導入するメリットとしては、
・労働生産性の向上
→労働時間ではなく、成果や業績のみで賃金を決定する
・ワークライフバランスの実現
→出退社時間や休暇を自由に設定できる
・対象となることで賃金が下がらない
などの点が挙げられます。
一方のデメリットは、
・長時間労働の横行
→1日あたりの労働時間の規制が適用外になる
・残業手当・深夜手当がなくなる
・評価基準が設定しにくい
→数年以上の期間で研究開発が行われる場合など
こうして上記で挙げられたメリット・デメリットを見てみると、働き方改革として労働者の労働環境を改善するための制度であるにもかかわらず、まだまだ改善点がたくさんありそうですよね。
就活の際には働き方も重要なポイントの1つになりそうですし、しっかり把握する必要がありそうですね。
最後までご覧いただきありがとうございました!