消費形態の変化 〜トキ消費の時代へ〜

みなさん、こんにちはこんばんは!

ACT TRADERS運営のナカザワです。


最近は、大統領選挙でテレビなどのメディアは持ちきりですね!笑

落ち着いたら、こちらのブログでも扱いたいと思っています!


なので、今日のところは、別の話題です!


みなさんは、モノ消費からコト消費に、人々の消費形態が移っていることはご存知ですか?


これが、2010年ごろまで言われている物でした。


ですが、最近新たなものが生まれているそうです。


それは、「トキ消費」です。

聞いたことありますか??

ない人がほとんどだと思います。


今回のブログでは、このような消費時流の変遷を扱っていきます。


1970年代から80年代にかけてのモノ消費の時代、生活者は人より新しいモノや珍しいモノを持つこと、所有に価値を見出していました。


そして、モノが揃ってきた90年代頃から、人より新しいコトや珍しいコトの体験が価値となるコト消費が活性化してきました。


しかし、その後、人気を集めたり、世の中で話題になる事象のなかには、コト消費の活性化というだけでは説明しきれないものも出始めました。


例えば、ハロウィン期間に仮装した人たちが渋谷の街などに繰り出して、見知らぬ人ともハイタッチや記念撮影をして楽しむ、あの現象。(今年はコロナがあったので、そこまでの話題・規模感とはなりませんでしたが)


観客も歌って踊って、場を盛り上げるフェスやライブ。コスプレ、声出し、手拍子などで賑やかに観る映画鑑賞会の応援上映。


企業の商品開発などを生活者の寄付で実現するクラウドファンディング。好きなアイドルや商品に投票する総選挙型キャンペーンなどなど。様々なものが生まれてきて、時流に乗ってきました。


一覧を見ていただければ、わかると思いますが、どれもコトの体験に留まらず、生活者が人と一緒に生み出すトキに主体的に参加する点が従来のコト消費と異なります。


こうした、事象に人が魅了されるのは、、「その時・その場でしか味わえない盛り上がりを楽しみたい」という欲求が背景にあるからだと分析されています。


博報堂生活総研では、こうした欲求のもとに生まれる消費をトキ消費と名付けたそうです。


このトキ消費への移行は、コロナによるオンライン化で加速したと言われています。


「オフライン・オンラインを問わず、その時、その場所でしか体験できないイベントやサービスが話題になっていたり、注目を与えている」という意見について、そう思うという人が多くなっているそうです。


先日、嵐のラストライブ?が行われていましたが、それも家でライブを鑑賞するという形態だったそうですね!

コロナ前であれば、このオンラインでのこの時を共有するというのは、他ではなかったものではないかと思います。


今回扱ったのは、トキ消費という消費時流についてでしたが、今野ブログを読んでいただいたみなさんには、このトキ消費というものを、どう自分に置き換えるかというのを視点に持っていただきたいと思います。


これまで様々な事情でトキ消費を諦めていた人も、オンライン化によってできるようになったことでこれからの企業の動きも変わってくると思います。


経済全体での大きな変化を捉えて、自分に直接関わるような内容になったときに、どうなるか?というのをきちんと捉えてもらえると良いかと思います!


今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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